【2026年最新】メンタルヘルス・マネジメント検定の通信講座おすすめ5選

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「ストレスチェックの担当者として、もっと体系的に知識を身につけたい」「管理職として、部下の不調にもっと早く気づけるようになりたい」——そんな理由で注目されているのが、大阪商工会議所が実施するメンタルヘルス・マネジメント®検定試験です。Ⅰ種(マスターコース)・Ⅱ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)の3段階に分かれており、自分の立場や目的に合わせてレベルを選べる民間資格として、ストレスチェック制度の定着とともに受験者数が増え続けています。

背景には、2015年に従業員50人以上の事業場へ義務化されたストレスチェック制度や、精神障害による労災請求件数の増加があります。企業側も、管理職研修の一環としてⅡ種の取得を推奨したり、人事部門の必須知識としてⅠ種の学習を求めたりするケースが増えており、個人のキャリアアップだけでなく、会社として組織的にメンタルヘルス対策へ取り組む流れが広がっています。

一方で、対策講座を提供している会社は複数あり、対応するコース・価格・サポート体制もさまざまです。この記事では、実際にメンタルヘルス・マネジメント検定の講座を提供している通信講座5社を比較し、それぞれの特徴や向いている人のタイプを整理しました。これから受験を考えている方は、講座選びの参考にしてください。

目次

メンタルヘルス・マネジメント検定とは?Ⅰ種・Ⅱ種・Ⅲ種の違い

メンタルヘルス・マネジメント検定は、大阪商工会議所が実施し、日本商工会議所が後援する民間資格です。厚生労働省の「労働者の心の健康の保持増進のための指針」をベースに、職場のメンタルヘルス対策に必要な知識を体系的に学べる内容になっています。学歴・年齢・実務経験を問わず誰でも受験でき、2015年のストレスチェック制度義務化以降、人事・労務担当者や管理職を中心に受験者数が伸び続けている資格です。

試験は対象者の立場によって3つのコースに分かれており、下位の種に合格していなくても、いきなり上位のコースを受験することができます。

  • Ⅲ種(セルフケアコース):一般社員が対象。自分自身のストレスに気づき、対処する方法を学ぶ
  • Ⅱ種(ラインケアコース):管理職・人事労務担当者が対象。部下の不調への気づきと対応、職場環境の改善を学ぶ
  • Ⅰ種(マスターコース):人事労務担当者・経営幹部が対象。会社全体のメンタルヘルス対策の企画・推進を学ぶ、最も難易度が高いコース

Ⅱ種は人事労務担当者・管理職を主な対象としたコースです。人事労務全般を扱う国家資格としては社会保険労務士(社労士)もよく知られており、労務管理のキャリアを本格的に広げたい人は、あわせて比較してみるとよいでしょう。

試験はⅡ種・Ⅲ種がマークシートによる択一式(制限時間2時間)、Ⅰ種は選択問題に加えて論述式の問題が出題されます。試験回数はⅡ種・Ⅲ種が年2回(例年3月・11月)、Ⅰ種は年1回(11月)のみの実施です。受験資格は不要で、札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡など全国15都市前後の会場で受験できます。

なお、メンタルヘルス・マネジメント検定はあくまで「組織・職場としてのメンタルヘルス対策の知識」を学ぶ資格です。カウンセリングの専門職として、より踏み込んだ形で個人の心のケアに関わりたい場合は、別の資格もあわせて検討するとよいでしょう。

直近の試験結果を見ると、合格率は回によって差があります。目安として、下の表にまとめました。

Ⅰ種(マスターコース)Ⅱ種(ラインケアコース)Ⅲ種(セルフケアコース)
受験料(税込)11,550円7,480円5,280円
直近の合格率目安20%前後50〜78%65〜78%
試験形式選択+論述式マークシート(択一式)マークシート(択一式)
実施回数年1回(11月)年2回(3月・11月)年2回(3月・11月)

※受験料には別途、申込システム利用手数料495円が必要です。合格率は大阪商工会議所が公表している直近数回の実施結果をもとにした目安で、回によって変動します。

学習にかかる時間の目安も、コースによって大きく異なります。一般的にⅢ種は10〜20時間程度、Ⅱ種は50時間前後、Ⅰ種は120時間前後が目安とされており、Ⅰ種はⅡ種・Ⅲ種に比べて3〜10倍近い学習時間が必要になる計算です。働きながら学習する場合、Ⅲ種なら1〜2週間、Ⅱ種なら1〜2ヶ月、Ⅰ種なら3ヶ月前後を見込んでおくと無理のないペースで進められるでしょう。

メンタルヘルス・マネジメント検定の通信講座比較表

紹介する5社を、対応コース・価格・学習期間・サポート内容で比較しました。コースによって受講できる会社が異なるため、まず自分が目指すコースに対応しているかを確認してから、価格やサポート体制で絞り込むとよいでしょう。

スクロールできます
対応コース価格(税込)学習期間の目安サポート特徴
日本マンパワーⅠ種・Ⅱ種・Ⅲ種Ⅰ種36,300円
Ⅱ種14,850円
Ⅲ種13,750円
2ヶ月前後(コースにより変動)Web添削唯一Ⅰ種まで対応、論述対策教材つき
LEC東京リーガルマインドⅡ種・Ⅲ種Ⅱ種26,000円
Ⅲ種11,000円
セット32,000円
自分のペースで学習質問制度あり資格予備校のノウハウ、Web配信完結
スタディング(STUDYing)Ⅱ種・Ⅲ種Ⅱ種26,800円
Ⅱ種+Ⅲ種セット29,800円
スキマ時間中心AI問題復習・質問チケットスマホ1台で完結、価格が抑えめ
資格のキャリカレⅡ種・Ⅲ種(セット)通常68,800円
キャンペーン29,800円
標準4ヶ月(最長1年2ヶ月サポート)添削・質問何度でも不合格なら全額返金、2講座目が無料
ユーキャンⅡ種・Ⅲ種Ⅱ種39,000円
Ⅲ種34,000円
休講中–2026年3月26日から休講中(再開未定)

メンタルヘルス・マネジメント検定の通信講座おすすめ5選

ここからは、5社それぞれの講座内容を詳しく紹介します。価格だけでなく、対応コースや学習スタイルの違いにも注目してみてください。

1. 日本マンパワー|Ⅰ種まで対応する数少ない講座

管理職・人事労務担当者向けの研修サービスを長年手がけてきた日本マンパワーは、Ⅰ種(マスターコース)・Ⅱ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)の3コースすべてに対応している、数少ない通信講座です。人事労務担当者や経営幹部としてⅠ種の論述対策まで必要な人にとっては、現状もっとも有力な選択肢になりやすい講座といえます。

Ⅰ種マスターコースには「論述攻略BOOK」が付属しており、過去問の添削や出題傾向の分析がまとめられています。Ⅱ種・Ⅲ種はそれぞれ単体で申し込めるため、いきなりⅠ種を目指す人はもちろん、まずはⅡ種・Ⅲ種から段階的に取得したい人にも向いています。学習方法はテキスト+Web添削が軸で、スマホ完結型の他社と比べるとやや紙の教材寄りですが、その分じっくり書いて覚えたい人には相性が良い内容です。人材開発の総合機関として企業研修も手がけている会社のため、法人の人事担当者が社内のメンタルヘルス研修とあわせて検討しやすいのも特徴です。

2. LEC東京リーガルマインド|資格予備校のノウハウをWeb完結で

資格予備校として長年の実績を持つLEC東京リーガルマインドは、Ⅱ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)に対応した講座をWeb配信形式で提供しています。公式テキストの出題確率が高い部分に絞って解説する構成になっており、全6章のテキストで重要ポイントを効率よく押さえられる点が特徴です。

価格はⅡ種26,000円・Ⅲ種11,000円・セット32,000円と、他社と比べても標準的な水準です。スマホ・PCどちらでも視聴できるWebテキストが中心のため、通勤時間などのスキマ時間に学習を進めたい人に向いています。資格予備校ならではの問い合わせ対応・質問制度も用意されており、初めて資格試験の対策講座を利用する人でも安心して申し込みやすい講座です。法律・経理系の国家資格講座で培った教材作成のノウハウが活かされており、公式テキストの要点を図解でかみ砕いて説明する点も評価されています。

3. スタディング(STUDYing)|スマホ1台で完結、価格も抑えめ

スマホ資格講座として多くの資格試験で実績があるスタディングは、メンタルヘルス・マネジメント検定でもⅡ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)に対応した講座を提供しています。動画講義・WEBテキスト・問題集・模擬試験をすべてスマホアプリ内で完結させられる設計で、紙のテキストを持ち歩かずに学習したい人に向いています。

Ⅱ種合格コースは26,800円、Ⅱ種+Ⅲ種のダブルチャレンジコースは29,800円と、他社の単体価格と比べても手頃な設定です。AIが誤答した問題を自動で復習リストに入れてくれる機能や、月々2,000円台からの分割払いにも対応しており、初めて民間資格の通信講座を使う人でも始めやすい価格帯といえます。他の資格講座でもスマホ学習の実績を積み重ねているサービスのため、通勤・休憩時間にコツコツ進めたい人や、紙のテキストをなるべく増やしたくない人に向いています。

4. 資格のキャリカレ|不合格なら全額返金、添削サポートも手厚い

資格のキャリカレは、Ⅱ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)の合格指導講座をセットで提供しています。大阪商工会議所発行の公式テキストをベースに、過去問題と添削問題で出題されやすい箇所を重点的に学べる構成です。通常価格は68,800円ですが、Web申込のキャンペーン価格では29,800円まで下がることが多く、タイミングによって価格差が大きい講座でもあります。

最大の特徴は不合格の場合に受講料が全額返金される保証と、どちらか一方に合格すればもう一方の講座が無料で受けられる仕組みです。標準学習期間は4ヶ月ですが、最長1年2ヶ月まで無料サポートが続くため、仕事をしながらマイペースに学習したい人にも向いています。質問サポートも回数無制限で利用でき、160以上の資格講座を抱える総合通信教育サービスとして、受講者数・レビュー件数の実績が多いのも安心材料のひとつです。

5. ユーキャン|実績豊富だが現在休講中(再開時期は未定)

通信教育最大手のユーキャンは、過去10年間で5,016名の合格者を輩出してきた実績のある講座でしたが、2026年3月26日17時をもって教材改訂のため休講となっており、2026年10月時点でも受講申込・資料請求の受付を停止しています。再開時期は決まり次第、公式サイトで案内するとされていますが、現時点では見通しが立っていません。

これまでのⅡ種(ラインケアコース)・Ⅲ種(セルフケアコース)講座は、初学者が92%を占めるという手厚いサポート設計や、学習前後のテストでスキルの伸びを確認できる仕組みが評価されてきました。すでに受講中の人は受講期限まで学習サポートを利用できますが、これから新規で申し込みたい場合は、本記事で紹介した他社の講座を検討するのが現実的です。再開を待ちたい人は、念のため公式サイトをブックマークしておくとよいでしょう。

独学でもメンタルヘルス・マネジメント検定に合格できる?

結論から言えば、Ⅲ種・Ⅱ種は独学でも十分に合格を狙える試験です。理由は、出題範囲が公式テキストの内容にほぼ限定されており、他の国家資格のように法改正や実務経験を要する応用問題が少ないためです。マークシートの択一式という出題形式も、過去問演習との相性が良い要因のひとつです。

  1. 公式テキストを1冊通読する(大阪商工会議所が発行する公式テキストが試験範囲のベースになる)
  2. 過去問題集を繰り返し解く(マークシート式のため、出題パターンに慣れることが得点に直結する)
  3. 直前期に模擬試験形式で時間配分を確認する(制限時間2時間に慣れておくと本番で焦らずに済む)

一方でⅠ種は論述式の問題が加わるため、独学では自分の答案が採点基準に合っているか判断しにくいという弱点があります。Ⅰ種を目指す場合は、添削を受けられる通信講座を利用したほうが、合格までの近道になりやすいでしょう。最新の公式テキストや過去問題集は、次のバナーから探してみてください。

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よくある質問

Q. メンタルヘルス・マネジメント検定は国家資格ですか?

A. いいえ、国家資格ではありません。大阪商工会議所が実施し、日本商工会議所が後援する民間資格です。ただし、ストレスチェック制度や職場のメンタルヘルス対策に直結する内容のため、人事・労務分野では実務上の知識として評価されやすい資格です。

Q. どのコースから受ければいいですか?

A. 自分自身のケアを学びたい一般社員の方はⅢ種、部下を持つ管理職や人事労務担当者はⅡ種、会社全体のメンタルヘルス施策を担う立場の方はⅠ種が目安です。下位のコースに合格していなくても上位のコースを受験できるため、管理職の方が最初からⅡ種だけに絞って学習することもできます。

Q. ユーキャンの講座は申し込めますか?

A. 2026年3月26日をもって休講となっており、2026年10月時点で受講申込・資料請求ともに受け付けていません。再開時期も未定のため、今すぐ申し込みたい場合は本記事で紹介した他社の講座を検討するのが確実です。

Q. 試験はいつ、どこで受けられますか?

A. Ⅱ種・Ⅲ種は例年3月と11月の年2回、Ⅰ種は11月の年1回のみ実施されます。札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・福岡など全国15都市前後に会場が設けられており、受験資格は不要です。

Q. 資格を取ると転職や昇進に役立ちますか?

A. 独占業務がある資格ではありませんが、ストレスチェック制度への対応や部下のメンタル不調への気づきなど、人事・労務・管理職としての実務知識を客観的に示せる点で評価されやすい資格です。人事・労務分野でのキャリアをさらに本格的に広げたい場合は、キャリアコンサルタントの資格もあわせて選択肢になります。

Q. Ⅰ種はどのくらい難しいですか?

A. 直近の合格率は20%前後で、Ⅱ種・Ⅲ種(50〜78%程度)と比べて大きく難易度が上がります。選択問題に加えて論述式の問題が課されるため、独学よりも添削指導が受けられる講座を利用したほうが対策しやすいでしょう。

Q. 資格に更新や有効期限はありますか?

A. いいえ、一度合格すれば更新手続きや有効期限はなく、生涯有効な資格として扱われます。ただし、制度改正や公式テキストの改訂があった場合、出題内容は随時アップデートされるため、実務で活用する際は最新のガイドラインも合わせて確認しておくと安心です。

【豆知識】メンタルヘルス・マネジメント検定の受験者数の動き

大阪商工会議所が公開している受験者データによると、メンタルヘルス・マネジメント検定の受験者数は近年増加傾向にあります。

  • Ⅱ種(ラインケアコース)の受験者数は、2023年11月実施回の12,973名から、2026年3月実施回には15,558名まで増加
  • Ⅲ種(セルフケアコース)も同期間で5,344名から6,090名へと緩やかに増加
  • Ⅰ種(マスターコース)は年1回の実施ながら、毎回おおむね2,000名前後が受験する水準で安定して推移

ストレスチェック制度の定着や、企業のメンタルヘルス対策への関心の高まりが背景にあるとみられます。ただし、これはあくまで大阪商工会議所が公表している受験申込者数の推移であり、将来の受験者数や資格の需要を保証するものではありません。最新の数値は、大阪商工会議所メンタルヘルス・マネジメント検定試験の公式サイトで確認してください。

出典:大阪商工会議所「メンタルヘルス・マネジメント®検定試験 結果・受験者データ」(2026年3月実施の第40回試験までのデータ)

まとめ

メンタルヘルス・マネジメント検定の通信講座選びで迷ったら、まず自分がどのコースを目指すかで選ぶとよいでしょう。Ⅰ種の論述対策まで必要な人事労務担当者・経営層には日本マンパワー、Web完結で資格予備校のノウハウを使いたい人にはLEC東京リーガルマインド、スマホ中心でコストを抑えたい人にはスタディング、万一の不合格に備えて全額返金保証を重視する人には資格のキャリカレが選びやすい候補です。

いずれの講座も、大阪商工会議所の公式テキストに沿った内容で試験範囲をカバーしている点は共通しています。価格・学習スタイル・サポート体制の違いを比較したうえで、自分の学習ペースに合う1社を選べば、Ⅱ種・Ⅲ種であれば独学に近い負担感で合格を目指せるはずです。

特にⅡ種(ラインケアコース)は、管理職や人事担当者として部下のメンタル不調に気づく力を客観的に示せる資格でもあります。資格取得後は、取得した知識を実際の職場マネジメントやストレスチェック制度の運用に活かしていくことが大切です。気になる講座が見つかったら、まずは公式サイトで最新の受講料やキャンペーン情報を確認してみてください。

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この記事を書いた人

教育事業の運営に長く携わってきた経験から、学びや資格の「選び方」を比較記事でお伝えしています。各分野の専門家として指導する立場ではなく、公式サイトなどの一次情報を確認し、料金・サポート・実績を読者の目線で整理することを大切にしています。記事にはアフィリエイト広告を含みますが、掲載の可否や順位づけは、読者にとっての分かりやすさを優先して判断しています。料金や日程は変更されることがあるため、お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

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