【2026年最新】2級ボイラー技士の通信講座おすすめ5選!免許取得の流れも解説

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ビルや工場、病院、ホテル、温浴施設などで、暖房・給湯・蒸気の供給を担っているのがボイラーです。小規模・小型のものを除くボイラーは、ボイラー技士の免許を受けた人でなければ取り扱えません。なかでも最初に目指す人が多いのが「2級ボイラー技士」で、安全衛生技術試験協会の統計では、令和7年度の学科試験の受験者数は特級377人・一級4,372人に対し、二級は21,349人にのぼります。

受験資格がなく、誰でも挑戦できるのが2級の魅力ですが、ほかの資格と少し違うのは「試験に受かっただけでは免許証が交付されない」点です。免許を受けるには、ボイラー実技講習(20時間)の修了や一定期間の実地修習(実務経験)など、所定の要件を満たす必要があります。この記事では、特級・1級・2級の違いと試験・免許交付の流れを公式情報で整理したうえで、2級ボイラー技士の学科試験対策に使える通信講座・オンライン講座を5社、受講料・学習期間・サポート内容の面から比較します。

目次

2級ボイラー技士とは?特級・1級・2級の免許区分の違い

ボイラー技士の免許は、扱えるボイラーの規模に応じて「特級」「一級」「二級」の3つに分かれています。安全衛生技術試験協会の資格紹介によると、小規模・小型を除くボイラーはボイラー技士の免許を受けた人でなければ取り扱えず、伝熱面積の合計が25㎡未満のボイラーを扱う作業では、特級・一級・二級のいずれかの免許を持つ人の中から「ボイラー取扱作業主任者」を選ぶ必要があるとされています。二級は、一般的な製造設備や、暖房・冷房・給湯のエネルギー源として設置されているボイラーを扱う、現場の基本となる免許です。

  • 二級ボイラー技士:受験資格は不要で、本人確認証明書を添付すれば誰でも受験できる。入門にあたる免許区分
  • 一級ボイラー技士:二級ボイラー技士免許を受けた人のほか、ボイラーに関する学科を修めて1年以上の実地修習を経た人などが受験できる
  • 特級ボイラー技士:一級ボイラー技士免許を受けた人のほか、ボイラーに関する学科を修めて2年以上の実地修習を経た人などが受験できる

一級・特級は受験資格に実地修習などの条件があるため、未経験からいきなり目指せるのは二級だけです。まず二級を取得し、現場で経験を積みながら一級、特級へと進んでいくのが一般的なステップアップの順序になります。受験資格の細かな条件は変更されることもあるため、申し込む前に安全衛生技術試験協会の公式サイトで最新の内容を確認してください。

2級ボイラー技士試験の科目・合格基準・合格率

試験は4科目で、各科目10問(各100点)、試験時間は3時間(13:30〜16:30)です。免除科目はなく、4科目すべてを1日で受験します。合格基準は「各科目の得点が40%以上で、かつ、その合計が60%以上であること」と定められています。

ボイラーの構造に関する知識10問(100点)
ボイラーの取扱いに関する知識10問(100点)
燃料及び燃焼に関する知識10問(100点)
関係法令10問(100点)

1科目でも40%を下回ると不合格になるため、苦手科目をつくらないことが大切です。一方で、合計60%以上取れれば合格できるので、満点を狙う必要はありません。令和7年度の全国の実績は、受験者数21,349人・合格者数11,303人で、合格率は52.9%でした(安全衛生技術試験協会の統計による)。受験者の約半数が合格する計算で、しっかり準備すれば手が届く試験といえます。

試験は全国7つの安全衛生技術センター(一部は試験場や出張特別試験)で実施されており、日程はセンターごとに異なります。受験申請はオンラインでも可能で、オンライン申請の受付は試験日の2か月前から14日前までです。定員に達すると期間内でも受付が終了することがあるため、日程が決まったら早めに申し込んでおくと安心です。

合格後が大事!免許交付までの流れと実技講習・実務経験

2級ボイラー技士は、学科試験に合格しただけでは免許証が手に入りません。日本ボイラ協会の案内では、免許を受けられるのは「二級ボイラー技士免許試験に合格した人で、次のいずれかに該当する人」とされています。主な要件は次のとおりです。

  • 登録ボイラー実技講習機関が行うボイラー実技講習(20時間)を修了した人
  • 6ヶ月以上ボイラーの取扱いの実地修習(実務経験)を経た人
  • 学校でボイラーに関する学科を修め、3ヶ月以上の実地修習を経た人
  • ボイラー取扱技能講習を修了し、4ヶ月以上小規模ボイラーを取り扱った経験がある人

このほかにも、熱管理士免状(エネルギー管理士〈熱〉免状)の保有者や海技士免許の保有者など、いくつかの該当条件があります。実際にボイラーを扱う職場にまだ就いていない人の場合、日本ボイラ協会の各都道府県支部などが開催しているボイラー実技講習を受講して要件を満たすのが一般的な方法です。講習の日程・費用は実施機関ごとに異なるため、受験を決めた段階で早めに調べておくとスムーズです。

免許の申請手続きは、安全衛生技術試験協会の案内によると、免許試験合格通知書を受け取ったあと、免許申請書に必要事項を記入し、合格通知書や必要書類を添えて東京労働局免許証発行センターに申請する流れです。この手続きをしないと免許証は交付されず、満18歳に満たない人には免許証が交付されないため、18歳になってから申請する必要があります。実技講習を修了した場合は、その修了証等も申請書類に添えることになります。

  1. 学科試験を受験して合格する(免許試験合格通知書が届く)
  2. 免許交付の要件を満たす(ボイラー実技講習の修了、または実地修習などの実務経験)
  3. 免許申請書類をそろえて申請する(合格通知書・本人確認証明書・実技講習修了証など)

ここで押さえておきたいのは、これから紹介する通信講座はいずれも「学科試験の対策」を目的とした講座で、免許交付に必要な実技講習そのものを代わりに修了できるものではない、という点です。実技講習や実務経験の要件は、学科試験の勉強と並行して計画しておくと、合格から免許取得までの時間を短縮できます。最新の要件や手続きは、日本ボイラ協会「二級ボイラー技士免許の取得について」と安全衛生技術試験協会「合格後の手続き」で確認してください。

2級ボイラー技士の通信講座・オンライン講座 比較表

今回取り上げる5社を、受講料・学習期間・教材と学習形式・特徴の軸で一覧にしました。価格は各社公式サイトの記載をもとにした税込表示です。キャンペーンや販売期間で変動することがあるため、最終的な金額は必ず公式サイトで確認してください。

スクロールできます
受講料(税込)学習期間の目安教材・学習形式特徴
ユーキャン39,000円
(月々3,300円×12回)
標準6ヶ月
(12ヶ月まで指導)
テキスト4冊・動画・Webテスト添削5回
教育訓練給付金対象
TAC9,000円(合格コース)
12,000円(合格コースL)
6ヶ月・12ヶ月ビデオ/Web通信・講義全4回スマホで過去問演習
ボイラー写真集付き
SAT8,580円〜21,780円視聴期限6ヶ月eラーニング・DVD・併用の3形式30日間返金保証
スマホで質問
ヒューマンアカデミー(たのまな)25,300円標準4ヶ月
(在籍8ヶ月)
テキスト2冊・レポート4回1科目ずつ段階学習
JTEX提携講座
JTEX特別受講料23,100円
一般受講料25,300円
4ヶ月テキスト2冊+別冊・レポート4回Web提出可
職業訓練法人の通信教育

2級ボイラー技士の通信講座・オンライン講座おすすめ5選

1. ユーキャン

はじめての通信講座で、手厚いサポートと分かりやすい教材を重視したい人には、ユーキャンの二級ボイラー技士講座が合っています。公式ページには「初学者93.2%」と表示されており、ボイラーの知識がない人が基礎から学ぶことを前提とした設計です。教材はメインテキスト4冊とガイドブックに加え、小冊子「合格の100問 重要用語350」が付き、Web学習では動画講義やWebテスト、スケジュール管理機能も利用できます。

添削課題は総合模擬試験1回を含む全5回で、質問は1日3問までメールや郵便で送れます。標準の学習期間は6ヶ月ですが、受講開始から12ヶ月までは指導サービスを使えるので、仕事と並行して進めたい人も計画を立てやすいでしょう。受講料は一括39,000円(分割は月々3,300円×12回で総計39,600円)と、今回の5社のなかでは最も高めの価格帯です。教育訓練給付金(一般教育訓練)の対象講座で、公式には最大20%が支給されると案内されていますが、支給には条件があるため、対象になるかどうかは事前に確認してください。添削とサポートの手厚さを優先する人向けの講座です。

受講料39,000円(月々3,300円×12回=総計39,600円)
学習期間目安標準6ヶ月(受講開始から12ヶ月まで指導サービス利用可)
教材メインテキスト4冊・ガイドブック・「合格の100問 重要用語350」・動画講義・Webテスト
サポート添削課題5回(総合模擬試験1回含む)・質問は1日3問まで

2. TAC

受講料をできるだけ抑えながら、大手資格予備校の講義で学びたい人にはTACの二級ボイラー技士講座が向いています。コースは、6ヶ月のビデオ/Web通信「合格コース」が9,000円、12ヶ月のWeb通信「合格コースL」が12,000円の2本立てで、入会金は0円と案内されています。質問メールは合格コースで15回、合格コースLで20回まで利用できます。

講義は全4回で、各回2〜2.5時間(各テーマ約30分)にまとめられています。重要項目の学習直後に本試験の過去問での出題形式を紹介する「IN&OUT効率学習」が特徴で、教材には「超速問題集」(1冊)、スマホで演習できるWebトレーニング付きの過去問題冊子、テキストだけでは想像しにくい設備をカバーする「ボイラー写真集」が含まれます。公式ページでは、未経験者の平均学習時間を100〜200時間としたうえで、TACの教材なら60〜80時間を目安にできると案内されています(あくまで同校の目安です)。通信のほか、教室のビデオブースで受講しながらWebでも復習できる「ビデオブース+Web講座」(合格コースのみ)も用意されています。費用を最小限にしたい人や、1年かけて余裕をもって備えたい人(合格コースL)の選択肢になります。

受講料合格コース9,000円・合格コースL 12,000円(入会金0円)
学習期間目安合格コース6ヶ月(ビデオ/Web通信)・合格コースL 12ヶ月(Web通信のみ)
教材超速問題集1冊・過去問題冊子(Webトレーニング付き)・ボイラー写真集
サポート質問メール15回(合格コース)・20回(合格コースL)

3. SAT

スマホで手軽に、できるだけ安く学びたいなら、現場・技術系の資格に特化したSATの2級ボイラー技士講座が候補になります。教材の形式はeラーニング講座(8,580円)、DVD講座(10,780円)、eラーニング+DVD講座(21,780円)の3パターンです。講義の内容はeラーニングとDVDで同一なので、通信環境や学習スタイルに合わせて形式を選べます。

教材はテキスト冊子2冊(144ページ・114ページ)と問題集(84ページ)が中心で、基礎講座の動画は約13時間30分です。スマートEシステムでは講義音声のダウンロードや、スマホで撮影して質問できる機能、確認問題が利用できます。eラーニングの視聴期限と質問サポートの期限はいずれも購入日から6か月間です。30日間の返金保証(条件あり)に加え、不合格だった場合は不合格通知書を提示すると質問対応回数がリセットされる制度や、破損・不具合のあったDVDを1年間無料で交換するサービスも案内されています。5社のなかでも低価格で試せるので、通信講座を初めて使う人が様子見で選ぶ場合にも向いています。

受講料eラーニング8,580円・DVD10,780円・eラーニング+DVD21,780円
教材テキスト2冊(144ページ・114ページ)・問題集84ページ・講義動画約13時間30分
サポート講師への質問(スマホ撮影可)・確認問題・講義音声ダウンロード
保証30日間返金保証(条件あり)・不合格時の質問回数リセット・DVD1年交換

4. ヒューマンアカデミー(たのまな)

毎月ひとつずつ科目を進める段階的なペースで、じっくり学びたい人にはヒューマンアカデミー通信講座(たのまな)の二級ボイラー技士受験講座が合います。標準学習期間は4か月で、1か月目は構造、2か月目は関係法令、3か月目は燃料及び燃焼、4か月目はボイラーの取扱いと、試験の4科目を1か月に1科目ずつ学ぶカリキュラムです。1か月の学習時間の目安は16時間(1日4時間×4日)と公式に示されており、学習量のイメージをつかみやすい講座です。

主テキスト(上巻・下巻の2冊)で学習したあと、月ごとの添削レポート(全4回、合格点は通常100点満点中60点)に取り組み、弱点を確認しながら進めます。在籍期間は8か月で、レポートはマークシートまたはWebで提出できます。受講料は25,300円(税込)で、公式ページには「今ならこの価格からさらに10%OFF」という表示もあります。なお、公式ページには本講座がJTEX(日本技能教育開発センター)との提携講座である旨が明記されており、次に紹介するJTEXの講座と同じ系統の教材です。月ごとの区切りがあると続けやすい人に向いており、質問は無制限ではない点だけ押さえておくとよいでしょう。

受講料25,300円(税込)
学習期間目安標準4か月・在籍期間8か月
教材主テキスト2冊(上巻・下巻)・課題集・添削レポート4回
特徴1か月に1科目ずつ学ぶ4か月カリキュラム・JTEX提携講座

5. JTEX(日本技能教育開発センター)

技能・技術系の通信教育を長く手がける職業訓練法人のJTEXにも、二級ボイラー技士受験講座があります。主テキスト・演習問題・レポート課題のすべてが「構造」「関係法令」「燃料・燃焼」「取扱い」の4科目に分けられた学習システムで、教材は主テキスト2冊と、受験の手引き・レポート問題・模擬問題をまとめた別冊です。受講期間は4ヶ月、レポートは4回で、Webでの提出にも対応しています。

公式サイトでは、特別受講料が23,100円(税込)、一般受講料が25,300円(税込)と表示されています(特別受講料の適用条件は公式サイトで確認してください)。テキストは「ボイラーの構造」では丸ボイラー・水管ボイラー・鋳鉄製ボイラーなどの種類から、「関係法令」ではボイラー及び圧力容器安全規則や免許・技能講習まで、試験範囲に沿って整理されています。通信教育の専門機関の教材で、レポート添削を軸に学びたい人に向いた選択肢です。

受講料特別受講料23,100円・一般受講料25,300円(税込)
受講期間4ヶ月
教材主テキスト2冊・別冊(受験の手引き・レポート問題・模擬問題)
サポートレポート4回(Web提出可)

独学でも合格できる?

結論から言えば、2級ボイラー技士は独学でも十分に合格を狙える試験です。理由は、受験資格がなく、4科目・各10問という出題範囲が固定されていて、合格基準も「各科目40%以上かつ合計60%以上」と、全体で6割取れば合格できるからです。令和7年度の合格率も52.9%と、受験者の約半数が合格しています。ただし、構造や取扱いの科目は、ボイラー本体や附属装置の姿をイメージできないと暗記が難しくなるため、図や写真が豊富な教材を選ぶことが大切です。

独学で進める場合は、次のような手順で計画を立てると進めやすくなります。

  1. 最新のテキストで4科目の全体像をつかむ(構造・取扱い・燃料及び燃焼・関係法令の順に、用語に慣れていく)
  2. 過去問題を繰り返し解いて出題パターンに慣れる(間違えた問題は該当するテキストの項目に戻って復習する)
  3. 本番と同じ4科目通しで時間配分を確認する(各科目40%以上・合計60%以上のボーダーを意識して解く)

最新の過去問題集や参考書は、次のバナーから探してみてください。

楽天ブックス

仕事で忙しく学習時間を確保しにくい人や、図で理解することが苦手な人は、動画講義や写真集つきの通信講座を使うと効率が上がります。市販の過去問題集で基礎を固めつつ、苦手な科目だけ通信講座の講義で補う、といった組み合わせ方もあります。自分の得意・不得意に合わせて、独学と通信講座を使い分けるとよいでしょう。

2級ボイラー技士の通信講座を選ぶときのポイント

5社を比べてきましたが、実際にどれを選ぶか迷う人のために、講座選びで見ておきたいポイントを整理します。

  1. 費用と期間で選ぶ(8,000円台から39,000円まで幅がある。仕事と両立するなら学習期間の余裕も確認する)
  2. 学習スタイルで選ぶ(スマホで動画・過去問演習を完結させたいか、紙のテキストとレポート添削で着実に進めたいか)
  3. サポート内容を見る(添削回数・質問できる回数・返金保証や不合格時のフォローは、学習を続けやすさに直結する)
  4. 免許交付までの計画も立てる(学科試験の勉強と並行して、ボイラー実技講習の日程や実務経験の見込みも調べておく)

設備の管理や保全の仕事では、ボイラー技士とあわせて関連する資格を取得する人もいます。たとえば、危険物取扱者(乙種第4類)の通信講座を比較した記事もあるので、興味があれば参考にしてください。

ビルや工場の設備管理では、消防設備士の資格も求められる場面があります。乙種第4類を中心に、通信講座を比較した記事もあります。

常時50人以上の労働者がいる事業場では衛生管理者の選任が義務付けられており、工場・製造業の現場では、ボイラー技士と並んで取得が検討されることがある資格です。

電気設備まわりの資格では、第二種電気工事士も設備系の仕事で選ばれることがあります。

よくある質問

Q. 2級ボイラー技士に受験資格はありますか?

A. 受験資格は不要で、どなたでも受験できます。ただし、受験申請の際には本人確認証明書の添付が必要です。なお、試験に合格したあとの免許交付には、ボイラー実技講習の修了や実地修習などの要件があるため、受験前にあわせて確認しておくと安心です。

Q. 試験に合格すればすぐに免許証をもらえますか?

A. いいえ、合格しただけでは免許証は交付されません。免許を受けるには、登録ボイラー実技講習機関が行う実技講習(20時間)の修了や、6ヶ月以上のボイラー取扱いの実地修習といった要件のいずれかを満たし、免許申請書類を東京労働局免許証発行センターに提出する必要があります。要件の詳細は、日本ボイラ協会や安全衛生技術試験協会の公式サイトで確認してください。

Q. 2級ボイラー技士の合格率はどのくらいですか?

A. 安全衛生技術試験協会の統計では、令和7年度の二級ボイラー技士試験(学科)は受験者数21,349人、合格者数11,303人で、合格率は52.9%でした。合格率は年度によって変動するため、最新の数字は協会の公式サイトで確認してください。

Q. 勉強時間はどのくらい必要ですか?

A. 個人差が大きいため一概には言えませんが、各社の公式ページでは、4〜6か月程度の学習期間を想定した講座が多く、ヒューマンアカデミーの講座では1か月の学習時間の目安を16時間としています。化学や機械の知識がある人は短く、まったくの未経験者は余裕をもった計画が安心です。

Q. 通信講座と独学では、費用にどのくらい差が出ますか?

A. 独学なら市販のテキストや過去問題集の代金で済む場合が多い一方、通信講座は今回紹介した5社で8,580円〜39,000円ほどの幅があります。価格だけでなく、添削や質問対応、返金保証などのサポート内容も含めて比較するとよいでしょう。

Q. 通信講座を受講すれば実技講習は免除されますか?

A. 今回確認した各社の公式ページでは、通信講座の受講によって実技講習が免除されるといった案内は確認できませんでした。通信講座は学科試験対策が中心です。免許交付に必要な実技講習や実務経験の要件については、別途、日本ボイラ協会などの公式情報で確認してください。

【豆知識】ボイラー技士試験の受験者数と合格率

  • 安全衛生技術試験協会の統計によると、令和7年度の二級ボイラー技士試験(学科)は、受験者数21,349人・合格者数11,303人・合格率52.9%でした。
  • 同じ年度の一級ボイラー技士試験は受験者数4,372人・合格者数2,207人(合格率50.5%)、特級は受験者数377人・合格者数128人(合格率34.0%)で、二級の受験者数は一級の約5倍にあたります。
  • ボイラーはボイラー技士の免許を受けた人でなければ取り扱えず、伝熱面積の合計が25㎡未満のボイラーを扱う作業でも、特級・一級・二級いずれかの免許を持つ人から作業主任者を選ぶ必要があるとされています。

出典: 公益財団法人安全衛生技術試験協会「統計(免許試験・令和7年度)」「二級ボイラー技士の紹介」(2026年10月確認)。数字は年度によって変動するため、最新の数値は協会の公式サイトでご確認ください。将来の受験者数・合格率を保証するものではありません。

まとめ

2級ボイラー技士は、受験資格が不要で、4科目(各10問)で合計60%以上・各科目40%以上を取れば合格できる、入門として挑戦しやすい国家資格です。ただし、合格後に免許証を受け取るには、ボイラー実技講習(20時間)の修了や実地修習などの要件が別に必要になります。通信講座を選ぶときは、まず「費用と期間」「学習スタイル」「サポート内容」の3つで絞り込み、あわせて免許交付までの計画も立てておくのがおすすめです。費用を抑えたいならTACやSAT、添削やサポートの手厚さを重視するならユーキャン、月ごとに区切って進めたいならヒューマンアカデミーやJTEXが候補になります。

受講料やキャンペーン、実技講習の日程・費用は変動することがあります。気になる講座が決まったら、各社の公式サイトで最新の情報を確認してから申し込みを検討し、免許交付の要件は日本ボイラ協会や安全衛生技術試験協会の公式サイトで確認しておきましょう。

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この記事を書いた人

教育事業の運営に長く携わってきた経験から、学びや資格の「選び方」を比較記事でお伝えしています。各分野の専門家として指導する立場ではなく、公式サイトなどの一次情報を確認し、料金・サポート・実績を読者の目線で整理することを大切にしています。記事にはアフィリエイト広告を含みますが、掲載の可否や順位づけは、読者にとっての分かりやすさを優先して判断しています。料金や日程は変更されることがあるため、お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

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