【2026年最新】CCNAの対策講座・勉強法おすすめ6選!試験概要と費用を比較

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「ネットワークエンジニアを目指すなら、まずCCNAと聞いたけれど、何から始めればいいのか分からない」「独学で足りるのか、スクールに通うべきか迷っている」。CCNA(Cisco Certified Network Associate)の勉強を始めようとすると、多くの人がこの2点で立ち止まります。試験自体は1回で完結する単一の試験ですが、ルーターやスイッチの設定といった実機に近い内容を含むため、教材選びで学習の進めやすさが大きく変わります。

この記事では、Cisco公式サイトとPearson VUEの公式ページで確認できた情報をもとに、CCNA(試験コード200-301)の試験時間・受験料・受験方法・有効期間・再認定を整理します。そのうえで、各社の公式サイトを実際に開いてCCNAの講座・教材として案内されていることを確認できた6つを、通学・ライブ型のスクール、動画講座、問題集、実機に近い練習環境、公式テキストの順に紹介します。料金・開講日・内容は、すべて2026年10月28日時点の公式サイトの表示にもとづいています。

なお、この記事は優劣をつけるランキングではありません。CCNAの学び方は、予算・目標時期・ITの経験の有無で最適解が変わります。掲載順は「学習形式」のまとまりごとの並びで、順位ではありません。IT系の他の資格との関係は、のちほど内部リンクで整理します。

目次

CCNA(200-301)とは?試験の概要を公式情報で整理

CCNAは、ネットワーク機器大手のCisco(シスコ)が運営する認定資格です。Cisco公式の認定ページでは、試験名は「Implementing and Administering Cisco Solutions(200-301 CCNA)」と案内されており、対象者は、ネットワーク、セキュリティ、自動化を専門にしたいエントリー〜中堅レベルのIT担当者と説明されています。企業向けネットワークの設置・設定・トラブル対応のスキルを証明する資格、という位置づけです。

試験の概要は、Cisco公式のCCNAページ、Cisco公式の試験ポリシーのページ、Pearson VUE(試験会場の運営会社)の日本語ページで確認できます。項目ごとに整理すると次のとおりです。

項目内容
試験名・試験コードImplementing and Administering Cisco Solutions(200-301 CCNA)。試験コードは200-301
試験時間120分
受験料300米ドル(Cisco Learning Creditsの利用も可)。Cisco公式ページの表示は米ドル建てで、円額は掲載がありません
問題数・合格点確認できたCisco公式ページ(認定ページ・試験ポリシー)には記載がありません
試験の言語英語・日本語
出題範囲ネットワークの基礎、ネットワークアクセス、IPコネクティビティ、IPサービス、セキュリティの基礎、自動化とプログラマビリティ(公式の説明に挙げられている6分野)
受験方法Pearson VUEの公認テストセンター、またはOnVUEのオンライン監督試験(自宅などで受験)
認定の有効期間3年
不合格後の再受験次の受験まで5暦日(失敗した翌日から数える)の待機が必要
本人確認署名入りの身分証を2種類。うち1つは政府発行の写真付きのもの

受験料について補足します。公式ページでは300米ドルと案内されていますが、日本円でいくらになるかは、予約画面で表示される金額を見て判断する必要があります。為替や税の扱いで変わる可能性があるため、この記事では円換算額を書いていません。問題数と合格点も、確認できた公式ページには出ていないため、数字を断定せず「公式で非公表またはページ上では確認できず」としています。試験の予約時や、Cisco Learning Networkの試験案内で最新の情報を確認してください。

出題範囲の6分野は、Ciscoの公式ページに挙げられている分野名のとおりです。各分野の配点比率は、公式の試験範囲ページ(Cisco Learning Network)に掲載されていますが、このページは表示にJavaScriptが必要なため、この記事では確認できた分野名のみを載せています。比率が気になる人は、Cisco Learning Networkの「200-301 CCNA Exam Topics」をご覧ください。

2027年2月に試験が改定される予定?受験時期の確認ポイント

これからCCNAを学ぶ人が最初に確認しておきたいのが、試験の改定の動きです。Cisco公式のCCNAページ(2026年10月28日確認)には「200-301 CCNA v1.1」と表示されています。一方で、Cisco Learning Networkには「CCNA v2.0 Exam Topics」というページが公開されており、教材提供側でも、Udemyの公式講座ページに「CCNA 200-301 v2.0 exam coming February 2027」への対応を含むとの記載があります。

私たちがCisco Learning Networkのページ本文を直接読み取れなかったため、切り替え日や出題範囲の変更点は、この記事では断定しません。受験日が2027年2月前後になりそうな人は、次の3点を確認してから教材を選ぶと安心です。

  1. 受験する試験のバージョン(Cisco Learning Networkの試験範囲ページで、v1.1とv2.0の両方の案内を確認)
  2. 教材の対応バージョン(書籍・動画・問題集の公式ページで、どの版の範囲に対応しているかを確認)
  3. 受験日と学習期間の逆算(試験の予約可能日と、自分が確保できる学習時間を並べて考える)

試験コードは200-301のままという情報もありますが、これも公式ページ本文で確認できていないため、予約時に表示される試験名(バージョン表記)をそのまま確認してください。

受験の流れ:テストセンターとオンライン受験の違い

CCNAの受験は、試験運営会社のPearson VUE経由で予約します。Pearson VUEの日本語ページには、シスコ認定試験の筆記試験は一部の例外(CCDEの認定前資格試験400-007)を除き、オンラインで受験できると案内されています。つまり、CCNAは会場に行く方法と、自宅などで受ける方法の両方から選べます。

テストセンター受験オンライン受験(OnVUE)
場所Pearson VUE公認のテストセンター自宅や職場など、自分で用意した環境
監督会場の試験監督員試験監督員がPCのウェブカメラ越しにリアルタイムで監視
向いている人自宅の通信環境や部屋に不安がある人近くに会場がない人、移動時間を減らしたい人

どちらの方法でも、Pearson VUEの日本語ページから「ログインを続行」で試験プログラムのサイトに移動し、そこで試験・日時・受験方法を選んで予約する流れが案内されています。日本語のサポート窓口も案内されているため、不明点があれば、Pearson VUEの日本語ページから問い合わせができます。

受験前の持ち物として、先ほどの表にある本人確認書類(署名入りの2種類、うち1つは政府発行の写真付き)は忘れずに準備しておきましょう。オンライン受験は、会場に行かなくてよいぶん、受験環境の事前チェックが大切になります。受験が近づいたら、Pearson VUEのOnVUE案内ページで、PCやカメラ、部屋の条件を確認しておくのがおすすめです。

認定の有効期間と更新:3年ごとの再認定

CCNAの認定は、Cisco公式ページで「有効期間は3年」と案内されています。期限を迎える前に、次のいずれかで認定を維持できます。

  • 現行のCCNA(200-301)試験、またはより上位のCisco認定試験に合格する
  • 継続教育(Continuing Education)のクレジットを30単位取得する(Ciscoのトレーニングやウェビナーの受講、承認されたコースの修了など)

3年に1度、あらためて試験を受けるか、学習の記録を積んで更新するかを選べる仕組みです。更新の方法を事前に知っておくと、CCNAを「一度取って終わり」ではなく、実務で使い続ける資格として考えやすくなります。更新の細かな条件は変わることがあるため、取得後は、Ciscoの認定ポリシーのページで最新の内容を確認してください。

独学でも合格できる?CCNAの勉強法

結論から言えば、ネットワークの基礎知識がある人や、IT学習に慣れている人は、独学でも合格を狙えると考えられます。一方、ネットワークの用語やコマンド操作がまったく初めての人は、やや難しいかもしれません。

理由は、CCNAが「知識を暗記する」だけでなく、ルーターやスイッチを設定するコマンド操作の理解を求められる内容だからです。出題範囲は6分野と広く、IPアドレスの計算やVLAN、ルーティング、セキュリティの設定など、手を動かして覚える部分が多くなります。ただし、実機がなくても、Ciscoが無料で提供しているPacket Tracerや、無料会員でも使える問題集サイトなど、独学を支える環境は整っています。

  1. 無料の問題集で現在地を知る(Ping-tの無料会員で解ける問題から始め、弱い分野を洗い出す)
  2. Packet Tracerで設定を自分の手で試す(VLANやルーティングを仮想の機器で構築し、コマンドを身につける)
  3. 公式テキストや動画で穴を埋める(間違えた分野を、テキストや講義動画で理解し直す)

日本語の最新の参考書や問題集は、次のバナーから探してみてください。出題範囲が変わる可能性があるため、購入前に、対応している試験のバージョンを確認しておくと安心です。

楽天ブックス

独学と講座は、二者択一ではありません。まず独学で全体像をつかみ、設定の手順で詰まる部分だけ講座やライブ授業で補う、という使い分けもできます。ただし、どの方法でも合格が保証されるわけではないため、自分の生活リズムや予算に合った方法を選ぶことが大切です。

CCNA対策の講座・教材を選ぶ4つのポイント

CCNAの対策は、学べる範囲と進め方が教材ごとに大きく違います。価格だけで選ぶと、あとから「自分に必要なものが足りなかった」となりやすいため、次の4つの観点で比べるのがおすすめです。

  1. 学習形式(講師のライブ授業、録画の動画、問題集、書籍のうち、続けやすいものはどれか)
  2. 手を動かせる環境(実機・シミュレーター・コマンドの練習問題があるか)
  3. 費用と給付金(総額に加えて、公的な教育訓練給付金の対象かどうか)
  4. 試験バージョンと言語(対応している試験のバージョン、日本語で学べるか)

この記事で紹介する6つは、いずれも各社の公式サイトを実際に開き、CCNAに関する講座・教材・環境が案内されていることを確認できたものです。第三者の紹介ページだけが根拠のものは掲載していません。また、ネットビジョンアカデミーは、公式サイトで2026年10月20日をもって新規の受講申込の受付を終了したと案内されていたため、今回は紹介していません。通信講座の大手でも、公式サイトでCCNA講座を確認できなかったものは載せていません。

【比較表】CCNA対策の講座・教材6選

6つの講座・教材を、形式・費用の目安・日本語対応・特徴の4項目でまとめました。掲載順は順位ではなく、学習形式のまとまり順です。費用は、公式サイトの表示を2026年10月28日に確認した金額です。

スクロールできます
形式費用の目安日本語特徴
Winスクール(CCNA資格対策)通学・オンライン(90分×18回)244,200円(税込・入学金と教材費込み)日本語シミュレーターと実機を使う。受講期限3か月
SAK(CCNA合格保証パックコース)毎週日曜のライブ授業(秋葉原校またはオンライン)225,500円(税込・入会金とテキスト代込み)日本語66時間。給付金対象講座。オンライン自習室3年
Udemy(CCNA 200-301の英語講座)録画の動画講座(約43時間)公式ページに価格の記載なし(確認時)英語(字幕あり)30日間の返金保証。v2.0対応の更新を含むと記載
Ping-t(CCNA問題集)Webの問題集(1,741問)・コマンドシミュレータ一部無料。有料プランは1か月2,640円〜1年6,930円日本語スマホ・PCで学習。解説にAIアシスタント付き
Cisco Packet Tracer無料のネットワーク・シミュレーションツール無料(公式ページの案内)日本語ページあり実機なしで仮想ラボを構築できる
Cisco Press公式テキスト(Volume 1)書籍・電子書籍(英語)書籍43.99米ドル(確認時の公式販売価格)英語練習問題ソフト・シミュレーター体験版・動画つき

CCNA対策の講座・教材おすすめ6選

1. Winスクール(CCNA資格対策〔200-301試験対応〕)

WinスクールのCCNA資格対策(200-301試験対応)講座の公式ページ

講師に質問しながら、ルーターやスイッチの設定を一通り体験したい人には、Winスクールの「CCNA資格対策(200-301試験対応)」が候補になります。公式ページの講座概要では、対象試験がCCNA(200-301)と明記され、90分×18回(27時間)、受講期限3か月と案内されています。通学とオンラインの両方に対応している点も、公式ページで確認できました。

カリキュラムには、OSPFによるダイナミックルーティング、VLANの構築、ACLの設定、NATとPAT、TCP/IPプロトコルとDHCP、セキュリティ設定、スパニングツリーとイーサチャネル、IPv6のネットワーク構成が挙げられています。CCNAの出題範囲を、設定の操作を通じて理解していく構成です。公式ページには「Cisco社のシミュレーターと実機を活用」とあり、座学だけでなく手を動かす時間が組み込まれていることが分かります。

受講料は、受講料217,800円・入学金19,800円・教材費6,600円で、合計244,200円(税込)と表示されています。注意したいのが、公式ページに「ネットワーク構築基礎講座の修了者、または同等の知識」が前提として示されている点です。ネットワークがまったく初めての人は、先に基礎講座の受講が必要になる場合があるため、料金や期間はカウンセリングで総額を確認しておきましょう。

公式ページには「無料カウンセリング・受講相談」の予約ボタンがあります。自分の知識で前提を満たしているか、どのコースから始めるのがよいかを、申込前に相談できます。

対象試験CCNA(200-301)
受講料(税込)244,200円(受講料217,800円+入学金19,800円+教材費6,600円)
時間・期間90分×18回(27時間)、受講期限3か月
形式通学・オンライン
前提ネットワーク構築基礎講座の修了者、または同等の知識

2. システムアーキテクチュアナレッジ(SAK)のCCNA合格保証パックコース

システムアーキテクチュアナレッジ(SAK)のCCNA合格保証パックコースの公式ページ

じっくり時間をかけ、ライブの授業で一気に学びきりたい人には、IT専門のスクールであるシステムアーキテクチュアナレッジ(SAK)のCCNAコースが合います。公式の講座ページによると、毎週日曜日の10:00〜17:00に、秋葉原校の教室、またはオンラインで受講するスタイルです。2027年2月21日から5月23日まで開講するコースの案内が出ており、講義時間は合計66時間とされています。

受講料は225,500円(税込)で、入会金とテキスト代などを含むと明記されています。このコースは、公式ページに特定一般教育訓練給付金の対象講座と記載され、給付金を利用した場合の自己負担額は112,750円からという目安も示されています。給付金には、雇用保険の加入期間などの条件があり、事前にハローワークでの手続きが必要です。対象になるかどうかは、各自で必ず確認してください。

サポート面では、オンライン自習室の利用が3年間、再受講制度(一部条件あり)、ビデオオンデマンド教材(一部期限あり)、希望者向けの就転職サポート(一部条件あり)が公式ページに挙げられています。コース名に「合格保証」とありますが、保証の条件や適用範囲は、必ず公式サイトや資料請求で確認してください。公式サイトのトップページでは、自社のCCNA講座の一発合格率を95%と案内していますが、集計の条件までは確認できていません。

ライブ授業は、決まった時間に学習を進められるため、独学で挫折しやすい人には向いています。一方、平日に時間を取りにくい人にとって、日曜の7時間という枠は負担になることもあります。自分の生活リズムと照らして検討しましょう。

コース名CCNA合格保証パックコース(毎週日曜コース)
受講料(税込)225,500円(入会金・テキスト代等を含む)。給付金利用時の自己負担は112,750円〜
講義時間・日程66時間。毎週日曜10:00〜17:00。2027年2月21日〜5月23日(秋葉原校またはオンライン)
給付金特定一般教育訓練給付金の対象講座(条件あり)
サポートオンライン自習室3年・再受講制度(一部条件)・ビデオオンデマンド教材(一部期限)・就転職サポート(希望者)

3. Udemy(Cisco CCNA 200-301 – The Complete Guide to Getting Certified)

Udemyのロゴ

自分のペースで、動画を何度も見返しながら学びたい人には、動画講座のUdemyが候補になります。Udemyの公式講座ページでは、講師のNeil Andersonさんによる「Cisco CCNA 200-301 – The Complete Guide to Getting Certified」が案内されています。動画の長さは約42時間54分、セクション数は40、レクチャー数は334と表示されており、CCNAの全範囲を一通りカバーする大型の講座です。

確認時点の評価は5点満点中4.8(評価件数91,526件)、受講者数は340,484人でした。ただし、評価や受講者数は日々変わるため、あくまで目安です。最終更新日は2026年10月と表示され、講座の説明には、2027年2月に予定されているCCNA 200-301 v2.0への対応の更新を含むという趣旨の記載もあります。試験の改定を控えた時期に、内容が更新され続けているかは、教材選びで見ておきたい点です。

注意したいのは、講座の言語が英語だという点です。公式ページには多言語の字幕が用意されていると案内されていますが、日本語の字幕があるかどうかは確認できていません。英語の動画に抵抗がある人は、購入前にプレビュー動画や字幕の言語を、公式ページで確認してください。また、公式ページ上に価格の表示は見つかりませんでした。Udemyはセールで価格が変動することがあるため、購入時の金額をその都度確認しましょう。

購入後30日以内なら返金を受けられる保証(公式ページの記載)があり、初めての動画講座としても試しやすい形式です。ほかの教材と組み合わせ、Winスクールなどのスクールで学ぶ前の予習や、復習用として使うのも一つの方法です。

講師Neil Anderson
動画の長さ約42時間54分(40セクション・334レクチャー)
言語英語(字幕は多言語で提供。日本語字幕の有無は公式ページで要確認)
費用公式ページに価格の記載なし(確認時)。セールで変動することがある
保証30日間の返金保証(公式ページの記載)

4. Ping-t(CCNA 200-301の最強WEB問題集・コマンドシミュレータ)

Ping-tの公式サイト

問題演習を中心に、費用を抑えて学びたい人には、IT試験の学習サイトPing-tが役立ちます。公式サイトにはCisco CCNA(200-301)の教材として、最強WEB問題集1,741問(一部無料・有料)、コマンドシミュレータ約120問(有料)、2の累乗とビット変換のFlashDrill(完全無料)が掲載されています。会員登録は無料で、登録すると無料の教材を使い始められます。

有料のプレミアムプランでは、有料マークのある教材をすべて利用でき、各解説のAIアシスタントの利用可能トークン数が20倍になると公式ページに書かれています。料金は一括払い・自動更新なしで、公式の料金表には、1か月2,640円、2か月3,300円、3か月3,960円、6か月4,950円、1年6,930円と表示されていました。長期ほど月あたりの負担が下がる設計です。支払い方法は、クレジットカード(VISA・MASTER・JCB)と銀行振込から選べます。

コマンドシミュレータは、ブラウザ上でCisco機器のコマンド入力を問題形式で練習できる機能で、モードの移行、コマンドの省略形、TAB補完、?(ヘルプ表示)が使えると説明されています。実機やPacket Tracerを用意しなくても、コマンドの打ち方に慣れるきっかけになります。

運営は株式会社Ping-t(2007年8月設立、千葉県)で、公式トップページには、ユーザー登録数が50万人を突破したと掲載されています。講師が教えてくれる講座ではなく、問題を解いて理解を深める教材なので、解説を読んで自分で調べる姿勢が求められます。まずは無料の範囲で、問題の雰囲気と解説の読みやすさを確かめるのがおすすめです。

教材最強WEB問題集1,741問(一部無料・有料)/コマンドシミュレータ約120問(有料)
プレミアム料金1か月2,640円/2か月3,300円/3か月3,960円/6か月4,950円/1年6,930円(公式の料金表の表示額・一括払い)
会員登録無料。無料の教材が利用できる
特徴スマホ・PCで学習可能。各解説にAIアシスタントを備える

5. Cisco Packet Tracer(Cisco Networking Academy)

Cisco Networking AcademyのCisco Packet Tracerの公式ページ(日本語)

実機を買わずに、設定の練習をしたい人に欠かせないのが、Cisco自身が提供しているネットワーク・シミュレーションツール「Cisco Packet Tracer」です。Cisco Networking Academyの公式ページ(日本語版)には、仮想ラボでネットワーク、IoT、サイバーセキュリティのスキルを練習でき、ハードウェアは不要と説明されています。最新版は無料でダウンロードできるとも案内されています。

ネットワークの仕組みを可視化し、ラックやケーブル配線のスキル、IoTデバイスやPythonコードとの連携も練習できる、と公式ページにはあります。CCNAの学習では、VLANやルーティングの設定を、仮想の機器に自分でコマンドを打って確かめる場面が増えます。座学で理解したことを、すぐに画面上で試せる点が大きな強みです。

公式ページの下部には、初心者向け(BEGINNER)の学習コースの案内も並んでおり、ツールの使い方から学び始められます。ダウンロードや学習コースの利用には、Cisco Networking Academyの手続きが必要になる場合があるため、手順は公式ページで確認してください。

Packet Tracerは、それだけで試験範囲を網羅する教材ではなく、あくまで「練習の場」です。Winスクールのように講師がつく講座や、Udemyの動画講座・Ping-tの問題集と組み合わせて使うことで、知識と操作の両方を固めやすくなります。

提供元Cisco Networking Academy
費用無料(公式ページの案内)
できること仮想ラボでネットワーク、IoT、サイバーセキュリティの練習。ハードウェア不要
向いている人実機を持たずに、設定コマンドを手を動かして練習したい人

6. Cisco Press『CCNA 200-301 Official Cert Guide, Volume 1』(第2版)

Cisco Pressのロゴ

腰を据えて、公式の解説で体系的に学びたい人には、Cisco Pressの公式テキストが向いています。公式の販売ページによると、著者はWendell Odomさん、第2版は2024年5月24日の発行で、944ページの大型の1冊です。ページ内では「Ciscoが承認する唯一の自習教材」と紹介されており、試験範囲の項目を整理したトピックリスト、章ごとの確認クイズ、章末の演習が用意されています。

特徴は、書籍にソフトウェアと動画がセットになっている点です。公式ページには、練習問題ソフト(Pearson Test Prep)、ルーターとスイッチのコマンドラインの練習に使えるNetwork Simulator Liteの無料版、著者が作成した設定ラボへのリンク、6時間を超える著者の動画解説が含まれると書かれています。

注意点は、この書籍が英語であることと、第2版の発行が2024年だという点です。確認時点の公式の販売価格は、書籍が43.99米ドル(定価54.99米ドル)、書籍と電子書籍のセットが66.74米ドルでした。2027年2月に予定されている試験の改定を踏まえ、対応するバージョンの教材が出るかどうかは、購入前に出版社の公式ページで確認しておきましょう。英語の技術書に抵抗がなければ、Packet Tracerと組み合わせると、読んだ内容をすぐ試せます。

書名CCNA 200-301 Official Cert Guide, Volume 1, 2nd Edition(英語)
著者・発行Wendell Odom/Cisco Press、2024年5月24日、944ページ
セット内容練習問題ソフト・Network Simulator Lite・設定ラボへのリンク・6時間超の動画解説(公式ページの記載)
価格(確認時)書籍43.99米ドル、書籍+電子書籍セット66.74米ドル(米ドル建て・公式販売価格)

目的別・タイプ別のおすすめの組み合わせ

6つの講座・教材は、単独で使うより、役割を分けて組み合わせるほうが効果的です。代表的なケースを整理すると、次のようになります。

  • ネットワーク未経験で、講師に質問しながら進めたい人:WinスクールやSAKのように、講師がつくスクール形式を軸に、Ping-tの無料問題で復習する。
  • 費用を抑えて、独学で進めたい人:Ping-tの問題集とPacket Tracerを軸にし、必要に応じてUdemyの動画で弱点を補う。
  • 英語の技術書に抵抗がない人:Cisco Pressの公式テキストと、Packet Tracerでの設定練習を組み合わせる。
  • 給付金を使って学びたい人:SAKのように給付金の対象となっている講座は、条件を満たすか、ハローワークで事前に確認する。

いずれの場合も、学習を始める前に、受験する試験のバージョンと、教材の対応バージョンをそろえることが大切です。先に受験日を決めておくと、必要な学習時間から逆算して、どの教材に時間を割くかを考えやすくなります。

IT資格全体の中でのCCNA:次に学ぶ選択肢

CCNAはネットワークに特化した資格ですが、ITの基礎から学びたい人や、他分野の資格も視野に入れたい人は、関連する資格の記事もあわせてご覧ください。ITの基礎知識を国家試験で確認したい人には、基本情報技術者試験が一つの選択肢です。

ITの超入門として、まずITパスポートで全体像をつかみたい人は、次の記事で通信講座を比較しています。

ネットワークの知識を土台に、セキュリティ分野の国家資格を目指したい人は、情報処理安全確保支援士の記事も参考になります。

プログラミングにも興味が広がった人は、Pythonを学べるオンラインスクールの比較記事が参考になります。

エンジニアとしてのキャリア全体を考えている人には、プログラミングスクールの比較記事もあります。

よくある質問

Q. CCNAとはどんな資格ですか?

A. Cisco(シスコ)が運営する認定資格で、公式ページでは、ネットワーク、セキュリティ、自動化を専門にしたいエントリー〜中堅レベルのIT担当者向けと案内されています。試験名はImplementing and Administering Cisco Solutions(200-301 CCNA)です。

Q. 受験料はいくらですか?

A. Cisco公式ページでは、300米ドル(Cisco Learning Creditsの利用も可)と案内されています。日本円の金額は公式ページに掲載がなく、予約画面で表示される金額で確認する必要があります。

Q. 試験時間と受験方法を教えてください。

A. 試験時間は120分です。Pearson VUEの公認テストセンターで受けるか、OnVUEのオンライン監督試験を使って自宅などで受けるかを選べます。試験の言語は英語と日本語が案内されています。

Q. 不合格だった場合、すぐに再受験できますか?

A. Cisco公式の試験ポリシーでは、筆記試験に不合格だった場合は、失敗した翌日から数えて5暦日の待機が必要と案内されています。再受験のたびに受験料がかかるかどうかは、予約画面で確認してください。

Q. 資格の有効期間はどれくらいですか?

A. Cisco公式ページでは、認定の有効期間は3年と案内されています。更新は、現行のCCNA試験またはより上位のCisco認定試験への合格、または継続教育のクレジット30単位の取得で行えます。

Q. 2027年2月の試験改定はいつから影響しますか?

A. Cisco公式のCCNAページは、確認時点で「v1.1」と表示しています。Cisco Learning Networkに「CCNA v2.0 Exam Topics」のページがあり、教材側でも2027年2月のv2.0に言及しています。切り替え日と出題範囲の変更点は、Cisco Learning Networkの公式ページで確認してください。

Q. ネットワークの知識がなくても受験できますか?

A. Ciscoの公式ページでは、受験の前提資格は確認できませんでした。ただし、出題範囲が6分野と広く、設定コマンドの理解も求められるため、未経験の場合は、基礎から学べる講座や、無料の問題集とPacket Tracerを使った学習を組み合わせるのがおすすめです。

Q. 独学だけで合格できますか?

A. ネットワークの基礎知識がある人や、IT学習に慣れている人は、Packet Tracerや無料の問題集を使い、独学でも取り組みやすいと考えられます。未経験の人は、講師がつくスクールやライブ授業を併用すると、つまずきを減らしやすいでしょう。ただし、どの方法でも合格が保証されるわけではありません。

【豆知識】IT人材の需要と不足感

ネットワークを含むIT人材の需要は、公的機関の調査ではどのように示されているのでしょうか。情報処理推進機構(IPA)が2025年6月26日に公開した「DX動向2025」から、確認できた数字は次のとおりです。

  • DXを推進する人材の「量」について、日本企業は「やや不足している」「大幅に不足している」の合計が85.1%でした。2023年度調査の結果と同様に、大半の企業で人材が不足している状態とされています。
  • 米国とドイツでは、「やや過剰である」「過不足はない」の合計が、それぞれ73.6%、52.5%でした。人材不足を感じているのは日本だけだと、調査報告書にまとめられています。
  • 調査期間は2025年2月上旬から3月下旬で、対象はDXに取り組んでいると回答した企業です。

この数字は、DXを推進する人材全体についてのもので、ネットワーク技術者に限った数字ではありません。ネットワーク技術者だけの公的な需給統計は、今回確認できませんでした。調査機関の推計であり、今後の動向やCCNAの取得による就職・収入への効果を保証するものではありません。最新の情報は、IPAの公式サイトでご確認ください。

出典:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)「DX動向2025」(2025年6月26日公開、3章「人材の過不足状況」、2026年10月28日閲覧)

まとめ

CCNAの対策は、講師に質問しながら体系的に学びたいならWinスクールやSAKのようなスクール、費用を抑えたいならPing-tの問題集とCisco Packet Tracer、動画で学びたいならUdemy、公式の解説を英語で読み込みたいならCisco Pressのテキスト、という選び分けが基本になります。

理由は、CCNAが知識だけでなく設定コマンドの理解も求められる試験で、学習形式・費用・手を動かせる環境が教材ごとに大きく異なるからです。試験時間は120分、受験方法はテストセンターとオンラインから選べ、認定の有効期間は3年という共通の枠は公式に定まっています。また2027年2月に試験の改定が予定されているという動きもあります。まずは受験したい時期と試験のバージョンをCiscoの公式ページで確認し、気になる講座・教材の最新の料金と内容を各公式サイトで見比べたうえで、無料の問題集やPacket Tracerから学習を始めてみてください。

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この記事を書いた人

教育事業の運営に長く携わってきた経験から、学びや資格の「選び方」を比較記事でお伝えしています。各分野の専門家として指導する立場ではなく、公式サイトなどの一次情報を確認し、料金・サポート・実績を読者の目線で整理することを大切にしています。記事にはアフィリエイト広告を含みますが、掲載の可否や順位づけは、読者にとっての分かりやすさを優先して判断しています。料金や日程は変更されることがあるため、お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

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