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「G検定を受けたいけれど、独学で足りるのか、講座を使うべきか分からない」「通信講座が何社もあって、料金も内容もバラバラで選べない」。そんな方に向けて、この記事では、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)の公式情報で試験の仕組みを整理したうえで、各社の公式サイトでG検定向けの講座・教材があると確認できた10のサービスを比較します。
G検定は、直近の2026年第5回で14,908名が受験し、11,475名が合格(合格率76.97%)と、JDLAが公表しています。受験者の多くが合格している試験ですが、AI・機械学習の用語や数理・統計、法律・倫理まで範囲が広く、準備なしで臨む試験ではありません。だからこそ、講義動画で全体像をつかむのか、問題演習で量をこなすのか、自分の学び方に合う教材を選ぶことが近道になります。
なお、この記事では「公式サイトでG検定の講座・教材の存在、価格、内容を確認できたサービス」だけを載せています。第三者サイトの情報だけが根拠になるものや、公式で確認できなかったサービスは掲載していません。価格・キャンペーンは2026年10月23日時点の公式表記のため、申込前に最新情報をご確認ください。
G検定とは?JDLA公式情報で押さえる基礎知識
G検定(ジェネラリスト検定)は、JDLAが実施する、AI・ディープラーニングの活用リテラシーを身につけているかを測る検定試験です。JDLAの案内では、AI・ディープラーニングに関わるすべての方が受験対象とされており、エンジニアだけでなく、企画・営業・管理部門の方や学生も受けられます。講座を選ぶ前に、まず試験の形式と日程を確認しておきましょう。
試験の概要(オンライン試験・会場試験)
2026年は、オンライン試験が年6回、会場試験が年3回実施されます。形式は次のとおりです(JDLA公式、2026年10月時点)。
| 受験資格 | 制限なし |
| オンライン試験 | 自宅受験・試験時間100分・出題数145問程度・知識問題(多肢選択式) |
| 会場試験 | 会場受験・試験時間120分・出題数145問程度・知識問題(多肢選択式) |
| 出題範囲 | JDLAのシラバス(G2024#6から適用)より出題。技術分野(人工知能の定義、機械学習、ディープラーニングの概要・要素技術・応用例、AIの社会実装、数理・統計知識)と、法律・倫理分野(個人情報保護法、著作権法、AI開発・サービス提供契約、AI倫理・AIガバナンスなど) |
| 申込後の注意 | オンライン試験と会場試験の間で、変更・振替はできない |
出題は知識問題で、145問程度を100分(オンライン)で解くため、1問あたりにかけられる時間は40秒前後です。単に用語を覚えるだけでなく、素早く判断する演習量が合否を分けやすい点を押さえておきましょう。なお、JDLAの公式ページ内でも出題数が「145問程度」と「160問程度」の2通りで表記されているため、受験前に最新の試験概要で確認してください。
受験料と割引制度
受験料は、一般が13,200円(税込)、学生が5,500円(税込)です。個人の申込は、まず「受験チケット」を購入し、有効期限の1年間のうちに希望する試験回を予約して受験する方式になっています。割引は次の2つがJDLAの公式ページに掲載されています。
| 再受験割引 | 前回受験日から2年以内の方は半額(一般6,600円、学生2,750円)。合否通知メールのクーポンコードを使う |
| AI For Everyone修了者割引 | Courseraの受講修了証を提示すると30%引き(一般9,240円、学生3,850円)。修了証記載の日付から2年以内が対象 |
| 学生料金 | 受験チケット購入時に学生であることが条件。合格証の発行には学生証の提示が必要 |
再受験割引と修了者割引のクーポンコードは併用できません。費用を抑えたい方は、どちらが使えるかを購入前に確認しておくと安心です。
開催日程
次回の2026年第6回は、オンライン試験が2026年11月6日(金)16:00〜17:40と11月7日(土)13:00〜14:40のどちらかを選ぶ形で実施されます。個人の申込期間は2026年10月29日(木)23:59までです(2026年10月23日時点)。会場試験は2027年1月15日(金)〜17日(日)に実施され、申込は受験日の3日前23:59までと案内されています。2027年の年間スケジュールもJDLAが公表していますので、公式ページで最新の日程を確認してください。
合格率と合格後に得られるもの
JDLAが公表した直近の結果は次のとおりです(いずれも2026年)。
| 第4回(7月3日・4日) | 受験者9,241名・合格者7,677名・合格率83.08% |
| 第5回(9月4日〜6日) | 受験者14,908名・合格者11,475名・合格率76.97%(オンライン79.93%、会場試験62.56%) |
合格率は75〜80%台で推移していますが、後ほど紹介するLECの公式ページでは、担当講師が「合格率だけを見ると簡単そうに見えるが、ITのキャリアがある方の受験が多く、実は苦戦する方が結構いる」とコメントしています。数字だけで判断せず、範囲の広さに見合った準備をしましょう。
合格すると、JDLAから合格証書とオープンバッジが発行されます。また、合格者のみが参加できるコミュニティ「CDLE」にアクセスでき、デジタルリテラシー協議会の「DX推進パスポート」(ITパスポート試験、DS検定リテラシーレベル、G検定の3試験の合格数に応じてバッジが発行される制度)の対象にもなります。
ITパスポート試験とあわせてDX推進パスポートを目指す方は、次の記事でITパスポートの通信講座も比較できます。

G検定の対策講座を選ぶ4つのポイント
G検定の対策教材は、価格が数千円のものから11万円のものまで幅があります。次の4点を見比べると、自分に合うものが絞り込みやすくなります。
- 学び方(動画講義/問題演習中心/アプリ):用語や仕組みを説明してほしいなら講義動画、知識の定着を優先するなら問題演習やアプリが向いています
- 前提知識に合っているか:IT初学者向けなのか、ITの基礎がある人向けなのかで、同じ「G検定対策」でも難しさが変わります
- 最新シラバスへの対応:G2024#6からシラバスが改訂されているため、対応を明記している講座を選びます
- 料金・受講期間・質問サポート:受験日から逆算して期間が足りるか、質問できる回数があるかも確認しましょう
費用は、受験料13,200円(税込)に講座代が上乗せされる形になります。今回確認できた教材の価格は、アプリの2,980円から110,000円まで幅広く、一般的な動画講座は2万円台〜4万円前後でしたので、受験料とあわせた総額で予算を考えておくとよいでしょう。
G検定の対策講座・教材おすすめ10選 比較表
次の比較表は、各社の公式サイトで確認できた内容(2026年10月23日時点)をまとめたものです。料金は税込で、キャンペーンや時期によって変わることがあります。
| 形式 | 受講料(税込) | 受講期間 | 特徴 | |
| アガルート | オンライン動画講義(約9.5時間) | 27,280円 | 申込日から180日 | 合格したら全額返金特典(条件あり)、質問制度あり |
| LEC東京リーガルマインド | 動画講座(約21時間) | 24,200円 | 申込日から180日 | 1コマ約20分、おためしWeb受講(無料)あり |
| ヒューマンアカデミー(たのまな) | eラーニング(発送物なし) | 29,040円 | 標準3か月・在籍6か月 | 演習問題350問以上 |
| TAC | Web通信講座(59回・約690分) | 39,600円(入会金10,000円別。公式には31,000円〜の表示もあり) | 申込日から6か月 | 市販の公式テキスト付き、質問20回まで |
| AVILEN | オンデマンド動画(約13時間) | 29,700円(キャンペーン24,200円) | 開始から6か月後の月末まで | Webテスト約600問、本番形式の模試あり |
| スキルアップAI | eラーニング(本編約8時間+対策編約15時間) | 110,000円 | 動画共有日から1年 | 約300問の演習、東京大学の杉山将教授が監修 |
| zero to one | オンライン教材(約30時間) | 8,800円 | 購入後60日間 | 約1000題の練習問題と模擬試験、松尾豊教授監修 |
| D-Marketing Academy | アニメーション動画eラーニング(全86講座) | 通常5,000円/月(2か月無料の体験あり) | 月額・6か月契約など | 1講座約10分、スマホ対応 |
| Schoo | 動画授業(10回以上・約450分以上) | 第1回無料、第2回以降は有料会員向け | Schoo会員期間中 | アガルート講師の谷一徳氏が担当 |
| G検定完全問題集(ワザアカ) | スマホアプリ(iOS/Android) | 2,980円(買い切り) | 買い切り | 945問、3日間の無料体験あり |
G検定の対策講座おすすめ10選を詳しく比較
ここからは、講師の講義で体系的に学ぶ「通信・動画講座」6つと、低価格・学び放題・アプリで学ぶ「手軽な教材」4つに分けて紹介します。
講義で学ぶ通信・動画講座6選
1. アガルートアカデミー G検定対策講座

「合格したら受講料が戻る」という特典を重視する方には、アガルートが有力です。公式ページでは、講座を購入して視聴期限内に受験したG検定に合格した場合、税抜の受講料が全額返金されると案内されています(条件あり)。アガルートはJDLAの賛助会員であることも、公式ページに明記されています。
| 受講料 | 27,280円(税込)/24,800円(税抜) |
| 講義時間 | 約9.5時間(2024年#6改訂のシラバスに対応) |
| 教材・期間 | PDF教材(発送物なし)・申込日から180日間視聴可能 |
| 講師 | 谷一徳氏 |
| サポート | オンライン質問サービス「KIKERUKUN」で期間中10回質問可能 |
| 割引 | 他校乗換割引(20%OFF)、受験経験者割引(10%OFF)、再受講割引、家族割引など |
9.5時間という講義時間は、このあと紹介するLEC(約21時間)やスキルアップAI(約23時間)と比べるとコンパクトです。要点を絞って短期間で仕上げたい、ある程度ITの基礎知識がある方に向いています。サンプル講義が無料で視聴できるので、講師の話し方が自分に合うかを先に確かめられます。
2. LEC東京リーガルマインド G検定対策講座(AIリテラシー基礎)

資格試験の予備校ならではの講義を受けたい方には、LECの「G検定対策講座(AIリテラシー基礎)」が候補です。全19回(1コマ約20分×64ユニット)・総講義時間約21時間の動画講座で、インプット講義と演習解説講義を組み合わせた構成になっています。担当は、ITストラテジストなど多数の資格を持つ資格ソムリエの林雄次講師です。
| 受講料 | 24,200円(税込)・WEB+スマホ+音声ダウンロード |
| 配信期間 | 申込日から180日間 |
| 教材 | LECオリジナル講義スライド集(PDF、受講料込み)。印刷テキストは付属しない |
| 無料体験 | 「おためしWeb受講」で講義動画のサンプルを視聴できる |
| お得なパック | ITパスポート講座とG検定の同時受講で5,000円お得な「ITパスポート+G検定合格講座パック」あり |
公式のよくある質問では、「本講座はビジネスでITを活用されている方を想定しており、ITパスポート試験合格程度の基礎知識がある方がスムーズに受講できる」と案内されています。また、自習用の問題集やテキストは付属しないため、市販の問題集を併用するよう推奨されています。IT初学者は、ITパスポートの学習と合わせて進める使い方が合いそうです。
3. ヒューマンアカデミー(たのまな) G検定講座

問題演習をしっかり積みたい方には、ヒューマンアカデミーの通信講座「G検定講座」が向いています。eラーニング上に映像講義・講座資料・試験対策問題がすべてそろう、発送物のないタイプです。公式ページによると、デロイト トーマツ ディープスクエアによる開発で、AIの基礎からG検定の全範囲を扱い、2024年の新シラバスに対応しています。
| 受講料 | 29,040円(税込) |
| 学習期間 | 標準学習期間3か月・在籍期間6か月 |
| 教材 | 映像講義・講座資料・試験対策問題350問以上(すべてeラーニング上) |
| 注意点 | 受講期間の延長サポートの対象外 |
350問以上の演習問題があるため、動画で全体像をつかんだあとにアウトプットを繰り返す学び方に合います。在籍期間は6か月ですが、延長はできないので、受験したい回から逆算してから申し込むとよいでしょう。なお、たのまな公式サイトのコース一覧に「G検定講座」の個別ページがあり、こちらから公式の講座ページを直接確認できます。
4. TAC G検定(ジェネラリスト検定)試験対策 デジタルリテラシーコース

市販の人気テキストと一緒に学びたい方には、TACのWeb通信講座が合います。TACの講座は、シラバス2024に対応しており、主教材が市販の『スッキリわかるディープラーニングG検定 テキスト&問題集 第3版』(TAC出版)である点が特徴です。公式ページでは、同書の著者である藤丸卓也講師らが講義を担当すると案内されています。
| 受講料 | 39,600円(税込。公式には31,000円〜39,600円の表示あり)。入会金10,000円(会員番号をお持ちでない場合)。時期によりキャンペーン価格が表示される場合あり |
| 講義 | 59回・合計約690分(標準学習期間3か月) |
| 受講期間 | 申込日から6か月 |
| 教材 | テキスト(TAC出版)、受講ガイド、ポイントチェック集、Web講義動画 |
| サポート | 「メンタリングボックス」から最大20回まで質問可能。メール質問も利用可 |
市販テキストが付くので、講義を見たあとにテキストで復習し、問題集で演習する流れを自然に作れます。20回の質問枠があるため、数理・統計のような一人では理解しにくい分野でつまずきやすい方にも安心です。一方で、費用は今回紹介する通信講座の中では高めです。
5. AVILEN 全人類がわかるG検定対策講座

講義と問題演習の両方を、手頃な価格でそろえたい方に目を向けたいのがAVILENです。公式ページによると、約13時間のオンデマンド講義動画に加え、約600問のWebテストと、本番と同じ形式(1回120分・145問・4択)の模擬試験が用意されています。AVILENは、JDLAの学習コンテンツ紹介ページでも「全人類がわかるG検定対策講座」として紹介されています。
| 受講料 | 通常29,700円(税込)/2026年10月1日〜10月29日はキャンペーン価格24,200円(税込) |
| 講義 | オンデマンド講義動画 約13時間 |
| 演習 | Webテスト約600問、本番形式の模擬試験(120分・145問) |
| 受講期間 | 受講開始より6か月後の月末まで |
| 割引 | 受講人数に応じた団体割引あり |
講義と演習の量がバランスよく、模擬試験で時間配分を練習できる点が強みです。質問サポートについては、確認できた公式ページに記載が見当たらなかったため、疑問点を自力で調べられる方向けと考えるのが無難です。キャンペーン価格は期間限定なので、公式サイトで最新の価格を確認してください。
6. スキルアップAI AIジェネラリスト基礎講座(G検定対策)

G検定の合格だけでなく、AIの基礎知識を実務で使えるレベルまで学びたい方には、スキルアップAIの「AIジェネラリスト基礎講座」が候補になります。公式ページでは、G検定対策の定番問題集「黒本」の制作者による講座と案内されています。本編(約8時間・9章)でAIの歴史から生成AI・大規模言語モデルまで学び、G検定対策編(約15時間・8章)で約300問の演習に取り組む構成です。
| 受講料 | 110,000円/1名(税込) |
| 講義時間 | 本編 約8時間+G検定対策編 約15時間(標準学習時間 約49時間) |
| 受講期間 | 動画共有日から1年間 |
| 教材 | 講座資料、理解度確認テスト、G検定ワード集 |
| 特徴 | AI研究者の杉山将・東京大学大学院教授が監修。JDLAの学習コンテンツ紹介では、約2時間分を無料で視聴できるトライアル版も案内されている |
価格は今回の10選で最も高く、個人が合格だけを目的に選ぶと割高に感じるかもしれません。ただ、本編でAIの全体像をじっくり学べるため、会社の研修費や自己啓発支援制度を使える方、AIの基礎を腰を据えて学び直したい方には検討する価値があります。まずは無料トライアルで内容を確認するのがおすすめです。
低価格・学び放題・アプリで学ぶ手軽な教材4選
費用を抑えたい方や、スキマ時間に学びたい方向けの4つです。講義型の講座と違い、質問サポートが限られるものが多いので、独学の補強として組み合わせる使い方も多くなります。
7. zero to one 人工知能基礎&G検定実践トレーニング

とにかく費用を抑えて始めたい方には、zero to oneの教材が目を引きます。「人工知能基礎」(東京大学大学院・松尾豊教授監修)と、約800題の練習問題を収録した「G検定実践トレーニング」をセットで受講できるコースで、JDLAの学習コンテンツ紹介ページにも掲載されています。
| 受講料 | 8,800円(税込) |
| 受講期間 | 購入後60日間 |
| 内容 | ビデオ教材、確認テスト、約1000題の練習問題、本番を想定した模擬試験(すべて解説付き)。学習時間の目安は約30時間 |
| サポート | システムサポート以外のサポートサービスはなく、自主学習が前提 |
受講期間が60日と短いため、受験日を決めてから申し込み、集中して取り組むのが前提になります。質問サポートがない点も踏まえると、IT・AIの基礎がある方や、独学に慣れている方が練習量を確保するのに向いている教材です。公式ページでも公式テキストの併用が推奨されています。
8. D-Marketing Academy アニメーションで学ぶG検定対策eラーニング

複雑な概念を図やアニメーションで理解したい方には、D-Marketing Academyが向いています。1講座が約10分で、スマートフォンからも視聴でき、G検定の最新シラバスに準拠した全86講座で構成されています。運営は、公式ページの表記では「CARTA ZERO」です。
| 料金 | 通常5,000円/月。個人向けは2か月間0円で全講座を体験できる期間あり(2か月後に自動で有料になることはないと明記)。キャンペーン終了後は6か月単位で30,000円の契約 |
| 講座数 | 全86講座のうち18講座が無料 |
| 機能 | テスト機能をはじめとする学習支援機能を搭載。個人向けでは管理者用機能は使用不可 |
2か月の無料体験があるため、「まず動画の雰囲気を試してから決めたい」という使い方がしやすい点が魅力です。有料に切り替える場合は6か月で30,000円と、通信講座とほぼ同水準になる点は覚えておきましょう。JDLAの学習コンテンツ紹介ページでも、この無料体験が掲載されています。
9. Schoo G検定(ジェネラリスト検定)対策講座(2026年版)

スキマ時間に生放送・録画授業で学ぶ習慣がある方には、Schooの対策講座が合います。公式ページでは、AIの歴史から生成AI・大規模言語モデル(LLM)、AIガバナンス、法律・倫理までをG検定の公式シラバスに沿って学ぶ、10回以上・計約450分以上(各回45〜70分)の授業と案内されています。講師はアガルートの講座も担当する谷一徳氏です。
| 授業数・時間 | 10回以上・計約450分以上(各回45〜70分) |
| 料金 | 第1回は無料、第2回以降はPREMIUM(有料会員向け) |
| 講師 | 谷一徳氏(アガルートアカデミー講師/エーアイアカデミー代表) |
Schoo会員のなかで他の授業(生成AIやビジネススキル系など)もあわせて見たい方なら、費用対効果が高くなります。G検定だけが目的の場合は、第1回の無料視聴で内容を確認してから、会員プランの料金を公式サイトで確認しましょう。
10. ワザアカ G検定完全問題集(スマホアプリ)

通勤・通学の合間に、スマホだけで反復学習をしたい方には、アプリの「G検定完全問題集」が便利です。公式ページによると、G検定シラバス2024 v1.4(2026年5月11日改訂)に対応し、シラバスの全495キーワードと、キーワード問題495問・予想問題450問の合計945問を収録しています。開発元のワザアカ株式会社は、JDLA賛助会員と公式ページに記載されています。
| 料金 | 3日間無料体験(登録不要・自動課金なし)、継続する場合は買い切り2,980円(税込) |
| 収録内容 | 495キーワード、キーワード問題495問、予想問題450問、ショート動画、フラッシュカード |
| 学習機能 | 苦手問題の自動抽出、自分問題集、本番モード(時間制限あり)、学習記録 |
| 対応 | iOS・Android |
講義動画で全体像を把握したあとの問題演習用や、直前期の弱点つぶしに使うと効果的です。アプリ単体で合格を保証するものではないため、講義型の講座や公式テキストと組み合わせる使い方をおすすめします。
タイプ別|あなたに合うG検定対策の選び方
- IT基礎があり、短期間で仕上げたい:アガルート(約9.5時間)、AVILEN(約13時間+模試)
- IT初学者で、予備校の講義で体系的に学びたい:LEC(ITパスポートとのパックあり)、TAC(市販テキスト付き)
- 演習量を確保したい:ヒューマンアカデミー(350問以上)、zero to one(約1000題)、AVILEN(約600問)
- AIの基礎まで腰を据えて学びたい:スキルアップAI(本編+対策編)
- 費用を抑えたい・スキマ時間で学びたい:D-Marketing Academy(2か月無料体験)、ワザアカのアプリ(2,980円)、Schoo
迷ったときは、まず「無料体験・サンプル講義がある講座」を2つ試して、講師や画面の見やすさが合うかを確かめるとよいでしょう。アガルートのサンプル講義、LECのおためしWeb受講、スキルアップAIの無料トライアル、D-Marketing Academyの無料体験などがあります。
G検定の学習と並行して、ChatGPTなどの生成AIを仕事で使いこなす講座を探している方は、次の記事も参考になります。試験対策と実践スキルを分けて考えると、学習の優先順位が整理しやすくなります。

G検定の技術分野には数理・統計の知識も含まれるため、統計に苦手意識がある方は、統計検定の講座をまとめた次の記事から基礎固めの方法を探すのも一案です。

G検定は独学でも合格できる?
結論から言えば、ITやAIの基礎用語に慣れている方は、独学でもG検定の合格を狙えます。理由は、JDLAが公式にシラバスと例題を公開し、公式テキストをはじめとする推薦書籍も紹介しており、出題範囲と学習教材が明確だからです。さらに、Study-AIが公式サイトで模擬テストを無料公開するなど、無料で演習できる環境も整っています。
一方で、AI・機械学習の知識が全くなく、数理・統計や法律・倫理の用語も初めて触れる方は、独学だと全体像をつかむまでに時間がかかるかもしれません。その場合は、前半で紹介した講義型の講座で土台を作ってから、問題演習に移るのが効率的です。独学で進める場合の基本的な流れは次の3ステップです。
- 公式テキストでシラバスを一周する(JDLA監修『ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』など。まず全体像をつかむ)
- 問題集・無料の模擬テストで演習量を積む(間違えた問題を中心に、用語の意味を言えるまで繰り返す)
- 直前に本番と同じ時間配分で通しの模擬試験を解く(オンラインは100分で145問程度。1問40秒前後で判断する練習をする)
最新の公式テキストや問題集は、次のバナーから探してみてください。
テキストと問題集だけで進めるのか、講義動画も使うのかは、費用と時間のバランスで決めるとよいでしょう。公式テキストを一周して不安が残る分野だけ、低価格の動画教材やアプリで補強するという使い分けもできます。
AIを実際に動かして理解したい方は、次のPythonオンラインスクールの比較記事もあわせてご覧ください。G検定の範囲はプログラミングの実装を問いませんが、学んだ知識の実践に役立ちます。

よくある質問
Q. G検定に受験資格はありますか?
A. JDLAの公式ページでは、受験資格は「制限なし」とされています。学歴や実務経験を問わず、誰でも受験できます。
Q. オンライン試験と会場試験はどちらがよいですか?
A. オンライン試験は自宅受験で試験時間が100分、会場試験は会場受験で試験時間が120分です。出題数はどちらも145問程度で、申込後にオンラインと会場の間で変更・振替はできません。割引制度は個人のオンライン試験に適用され、会場試験は割引制度がないとJDLAの公式ページに記載されています。
Q. 不合格だった場合の再受験は割引されますか?
A. 前回受験日から2年以内の方は、合否通知メールで届くクーポンコードを使うと、受験チケットを半額(一般6,600円、学生2,750円)で購入できます。団体経由の申込では適用されません。
Q. G検定に合格すると何がもらえますか?
A. JDLAから合格証書とオープンバッジが発行されます。合格者のみが参加できるコミュニティ「CDLE」へのアクセスや、DX推進パスポートのバッジ発行も可能になります。
Q. 学生は受験料が安くなりますか?
A. 学生料金は5,500円(税込)です。受験チケットの購入時に学生であることが条件で、合格証の発行には学生証の提示が必要とJDLAが案内しています。
【豆知識】G検定の受験者数と合格率の動き
資格の人気度や難易度を考えるうえで、JDLAが公表している受験データも押さえておきましょう。
- JDLAの発表(2026年9月24日)によると、2026年第5回(9月4日〜6日)の受験者は14,908名、合格者は11,475名(合格率76.97%)でした。これでG検定の累計受験者数は234,669名、累計合格者数は168,037名になっています。
- 直前の2026年第4回(7月3日・4日)は受験者9,241名・合格率83.08%、累計受験者数219,761名でした。受験者数は回によって大きく変動し、2025年第6回(2025年11月)は10,350名でした。
- 2026年第5回の合格率は、オンライン試験が79.93%、会場試験が62.56%と差がありました。合格者の年代は20代が34.32%、30代が27.31%で、職種は情報システム・システム企画が23.60%と最多でした。
累計の受験者は着実に増えていますが、1回あたりの受験者数や合格率は回によって上下しており、「今後さらに増える」と断言できる材料ではありません。上記は主催団体が公表した過去の実績であり、今後の受験者数や、資格が就職・転職で有利になることを保証するものではありません。最新の数字は、JDLAの公式サイトでご確認ください。
出典:JDLA「2026年 第5回 G検定 開催結果」(2026年9月24日公表)、JDLA「2026年 第4回 G検定 開催結果」(2026年7月21日公表)、JDLA「2025年 第6回 G検定 開催結果」(2025年11月25日公表)
まとめ
G検定の対策は、「今の前提知識」と「使える予算・期間」で選ぶのが結論です。ITの基礎があり短期間で仕上げたい方はアガルートやAVILEN、IT初学者で予備校の講義を受けたい方はLECやTAC、演習量を確保したい方はヒューマンアカデミーやzero to one、費用を抑えたい方はD-Marketing Academyの無料体験やワザアカのアプリ、AIの基礎まで学び直したい方はスキルアップAIが向いています。
理由は、G検定は範囲が広い一方で知識問題が中心のため、「講義で理解する→演習で定着させる」の両方をどう確保するかが、教材選びの本質だからです。受験料(一般13,200円)に加えて講座代がかかるため、無料体験やサンプル講義で相性を確かめてから申し込むと失敗が少なくなります。次回の2026年第6回は個人申込が10月29日までなど、日程が近づいている場合もあるため、まずはJDLAと各社の公式サイトで最新の日程・料金を確認し、自分に合う学習計画を立ててみてください。

