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中国語を学ぶなら、「日常会話を話せるようになりたいのか」「HSKや中国語検定といった資格を取りたいのか」で、選ぶべき講座はまったく変わります。会話力を伸ばす講座とHSK(漢語水平考試)のような試験対策講座では、カリキュラムの組み方も教材も異なるからです。HSK認定校として団体受験割引を行うCCレッスンや、HSK合格率95%以上を公表するフルーエント中国語学院のように、資格対策に特化したスクールも複数あります。この記事では、HSK・中国語検定の資格取得を軸にしながら、独学派向けの格安通信講座からビジネス中国語まで学べる本格スクールまで、実際にサービスを提供している10社を費用・学習形式・HSK対応級で比較し、自分の目標に合った講座選びのお手伝いをします。
HSKと中国語検定(中検)の違いを知っておこう
中国語の実力を証明する試験は、大きく「HSK」と「中国語検定(中検)」の2種類があります。運営団体も、評価される場面も異なります。HSKは中国政府教育部直属の機関が認定する国際的な試験で、中国への留学や中国企業への就職で評価されます。1級から6級までの6段階に加えて、2022年からは上級者向けに7〜9級が新設され、より細かくレベルを証明できるようになりました。一方、中国語検定は日本国内の団体が実施する検定で、通訳案内士試験の筆記科目が一部免除されるなど、国内での資格活用に強みがあります。留学や海外就職を見据えるならHSK、国内での資格として活かしたいなら中検、というのが基本的な使い分けの目安です。
目的から選ぶ中国語講座の3タイプ
中国語の講座・スクールは、大きく3つのタイプに分けられます。「資格対策を本格的に進めたいのか」「コストを抑えて独学の延長で学びたいのか」「ビジネスシーンでも使える総合力を身につけたいのか」によって、向いているサービスの形式がまったく違うためです。まずは自分がどのタイプに近いかを確認してから、比較表に進むとスムーズです。
- HSK対策に強い専門スクール:HSK・中検の試験対策に特化したカリキュラムと教材を持つマンツーマンスクール。短期間で確実に合格を目指したい人に向いています。
- コスパ重視の独学・通信型講座:月1,000円前後から始められる動画講座やポイント制レッスン。まずは気軽に試験対策を始めたい人向けです。
- 会話力・ビジネス力も伸ばせる総合スクール:日常会話やビジネスシーンでの実践力を重視しつつ、検定対策コースも用意している大手スクール。駐在や取引先対応を見据える人に向いています。
なお、資格対策ではなく「とにかく中国人講師とたくさん会話したい」という方向けには、当サイトでマンツーマン会話レッスンに強い20校を比較した記事も用意しています。あわせて参考にしてください。

中国語の通信講座・HSK対策講座10社を徹底比較
紹介する10社を、学習形式・費用の目安・HSK対応・無料体験・特徴の観点で一覧にまとめました。気になるサービスがあれば、下の個別紹介で詳しい内容を確認してください。
| 学習形式 | 費用の目安 | HSK対応 | 無料体験 | |
| フルーエント中国語学院 | オンライン通信(マンツーマン) | 418,000円(1年・税込) | 1〜6級特化・合格率95%以上 | 無料セミナーあり |
| ハオ中国語アカデミー | オンライン+通学 | 要問合せ(月謝制) | 1〜6級・TOCFLにも対応 | 無料体験レッスンあり |
| 天天中文 | オンラインマンツーマン | 月6,700円〜 | HSK・中検対策講座あり | 無料2回 |
| ネトチャイ(NetChai) | オンラインマンツーマン | 月7,480円〜10,880円 | HSK受験対策コース(1〜6級) | 0円体験あり |
| CCレッスン | オンラインマンツーマン | 1レッスン232円〜 | HSK認定校・団体受験割引 | 無料2回 |
| オンスク.jp | 通信講座(動画・独学) | 月980円〜(税込1,078円〜) | 1〜6級の講座を個別提供 | 無料会員登録可 |
| カフェトーク | オンラインマンツーマン(予約制) | ポイント制(25分600pt〜) | HSK対策講師多数在籍 | 講師により割引体験あり |
| ベルリッツ中国語 | オンライン+対面選択 | 月13,934円〜(少人数) | 検定対応レッスンに相談可 | 無料体験あり |
| ECC外語学院 | オンライン+通学 | 月謝制(要問合せ) | 検定・HSK双方に対応 | 無料カウンセリング・体験 |
| BizCHINA | オンラインマンツーマン | 1レッスン333円〜 | HSK標準教程準拠教材 | 100円で7日間体験 |
HSK対策に強い専門スクール5選
1. フルーエント中国語学院

短期間でHSKの上位級まで本気で合格を目指すなら、フルーエント中国語学院が最有力候補です。スクール創設以来のHSK合格率は95%以上と公表されていて、オリジナルの発音教材「見てマネ60」はHSK公認教材に認定されています。試験対策に特化した教材設計が強みです。マンツーマンサポートコースでは入会金・教材・HSK過去問演習までがパッケージ化されており、最短5ヶ月から1年ほどのプログラムでゼロからHSK6級合格を目指す受講生もいます。費用は418,000円(税込)とまとまった投資になりますが、独学で伸び悩んでいる人や、短期集中で結果を出したい人には検討する価値があります。
| 費用 | マンツーマンサポートコース418,000円(税込・1年) |
| 学習期間 | 最短5ヶ月〜1年 |
| HSK対応 | 1〜6級、口試初級〜高級 |
| 学習形式 | オンライン通信(マンツーマン添削) |
2. ハオ中国語アカデミー

通学とオンラインを柔軟に使い分けながら、HSK・中検・TOCFLまで幅広く対策したいなら、ハオ中国語アカデミーが向いています。1973年の創業以来、受講者数は累計20,000名以上。HSK・中検・台湾のTOCFLなど複数の試験の傾向と対策を熟知した講師が在籍しています。新宿・横浜・池袋・神田・飯田橋の全国5校舎に加えてオンライン校もあり、通学からオンラインへの切り替えも相談しやすい体制です。「まずは体験レッスンでスクールの雰囲気を確かめたい」という人は、ハオ中国語アカデミーから検討してみるとよいでしょう。
| 費用 | 要問合せ(32レッスン〜の月謝制) |
| 学習期間 | 4ヶ月〜(ペースに応じて選択可) |
| HSK対応 | 1〜6級・中検・TOCFL |
| 学習形式 | オンライン校+通学(全国5校舎) |
3. 天天中文

できるだけ低価格で毎日コツコツとHSK対策を続けたい人には、天天中文が選択肢になります。月6,700円からという料金で25分のマンツーマンレッスンを受けられ、HSK・中検対策講座が専用コースとして用意されています。過去問題と模擬試験問題を使った試験対策に加えて、作文添削講座も別途あるので、HSKの书写(作文)対策が手薄になりがちな独学派の弱点を補いやすい構成です。無料体験レッスンも2回あるので、まずは講師との相性を確かめてから継続を検討できます。
| 費用 | 月6,700円〜(ペースにより変動) |
| レッスン時間 | 1回25分 |
| HSK対応 | HSK・中検対策講座あり |
| 学習形式 | オンラインマンツーマン(Skype/WeChat) |
4. ネトチャイ(NetChai)

質の高い講師から低価格でHSK対策を受けたい人には、ネトチャイが向いています。採用率1%前後という厳選された200名以上の中国人講師陣を抱えながら、1レッスン25分あたり244円からという価格を実現しています。HSK標準教程に対応した専門の受験対策コースがあり、現在はHSK受験費用の割引キャンペーンも実施中です。東証一部上場企業の指定スクールとしての導入実績もあり、法人研修で培ったノウハウを個人向けのHSK対策にも活かしている点が特徴です。
| 費用 | 月額7,480円〜10,880円(毎日25分プラン) |
| レッスン時間 | 1回25分〜 |
| HSK対応 | HSK受験対策コース(1〜6級) |
| 学習形式 | オンラインマンツーマン |
5. CCレッスン

学研グループの安心感とコストパフォーマンスを両立させたい人には、CCレッスンがおすすめです。学研が運営する語学サービスで、約400人という豊富な講師数を抱えながら、1レッスン232円からという低価格です。HSK認定校として団体受験の割引制度があり、1級・2級は約50%オフ、3級〜6級は約20〜25%オフで受験できます。さらに定額プラン利用者は、Gakkenの電子書籍2,000冊以上が無料で読める特典もあり、HSK対策と並行して読解の基礎体力をつけたい人にも向いています。
| 費用 | 1レッスン232円〜(定額・ポイント制あり) |
| レッスン時間 | 1回25分 |
| HSK対応 | HSK認定校・団体受験割引あり |
| 学習形式 | オンラインマンツーマン |
コスパ重視!独学・通信型のHSK対策講座2選
6. オンスク.jp

とにかく費用を抑えてスキマ時間にHSK対策をしたい人には、オンスク.jpが最有力候補です。月額980円(税込1,078円)からで、講義動画26回・練習問題81問という独学用の教材一式がすべてスマホで完結します。HSK3級講座は語彙編・文法編・実践編の3部構成で、音声・講義スライド・必修単語リストなどのダウンロード教材も付属します。他の資格学習と組み合わせられる「ウケホーダイ」プランもあるため、HSK対策と並行して別の資格にも挑戦したい人にも向いています。
| 費用 | 月額980円〜1,480円(税込1,078円〜1,628円) |
| 教材 | 講義動画全26回・練習問題81問 |
| HSK対応 | HSK3級講座など級別に提供 |
| 学習形式 | 通信講座(動画・独学) |
7. カフェトーク

自分のペースで予約しながらHSK対策レッスンを受けたい人には、カフェトークが向いています。世界中から参加している講師陣の中から、HSK1級〜6級の対策に特化したチューターを指定して予約できる仕組みです。レッスンはポイント制で25分600〜1,600ポイント程度から利用でき、宿題付きの段階的な学習や模擬試験対応のレッスンもあります。固定のカリキュラムに縛られず、苦手な听力だけ、作文だけ、といったピンポイントの対策にも使いやすいサービスです。
| 費用 | ポイント制(25分600〜1,600ポイント目安) |
| レッスン時間 | 25分・50分・60分から選択 |
| HSK対応 | 1〜6級対策レッスンあり |
| 学習形式 | オンラインマンツーマン(予約制) |
会話力・ビジネス力も伸ばせる総合スクール3選
8. ベルリッツ中国語

ビジネスの現場で即戦力になる中国語力を重視するなら、ベルリッツ中国語が有力な選択肢です。国内5,500社以上・世界20,000社以上への導入実績を持つ、ベルリッツ独自の教材とメソッドで、実践的な会話力の育成に強みがあります。月額13,934円からの少人数オンラインレッスンと、月額25,410円からのマンツーマンレッスンがあり、検定対策というよりは「仕事で使える中国語」を優先したい人に向いた構成です。教室とオンラインを自由に組み合わせられる点も、忙しいビジネスパーソンには使いやすいポイントです。
| 費用 | 月額13,934円〜(少人数)/25,410円〜(マンツーマン) |
| 入会金 | 33,000円(条件により無料) |
| HSK対応 | 検定対策は要相談(会話力重視) |
| 学習形式 | オンライン・教室どちらも選択可 |
9. ECC外語学院

老舗の語学学校ならではの安心感を持ちつつ、検定対策にも対応してほしい人にはECC外語学院が向いています。1962年創業の長年の指導ノウハウがあり、レギュラーコース・マンツーマンレッスン・オンラインレッスンと複数の受講スタイルを選べます。「聞く・まねる・くり返す・つくる・使う」というECC独自のメソッドで基礎から積み上げつつ、中国語検定やHSKの合格をサポートするコースも用意されています。全国に校舎を持つため、オンラインと通学を柔軟に切り替えたい人にも使いやすいスクールです。
| 費用 | 月謝制(要問合せ・コースにより変動) |
| レッスン形式 | レギュラー/マンツーマン/オンライン |
| HSK対応 | 検定・HSK双方のサポートあり |
| 学習形式 | オンライン+通学(全国校舎) |
10. BizCHINA

駐在や取引先対応を見据えてビジネス中国語を集中的に学びたい人には、BizCHINAが適しています。文法・会話だけでなくビジネスシーンに特化した教材・動画コースを豊富に取り揃え、教材のベースにHSK標準教程を採用しているため、ビジネス力と検定対策を同時に進めやすい構成です。1レッスン333円からという価格で、約300名の講師が6時〜深夜1時まで対応しており、100円で7日間の体験ができる手軽さも魅力です。中国への出張・赴任を控えている人は、まず100円体験で教材の相性を確かめてみるとよいでしょう。
| 費用 | 1レッスン333円〜 |
| 体験 | 100円で7日間体験 |
| HSK対応 | HSK標準教程準拠の教材を使用 |
| 学習形式 | オンラインマンツーマン(ビジネス特化) |
独学でHSK合格を目指すには?
結論から言えば、HSK3〜4級までなら独学でも十分に合格を狙えます。理由は、公式教材の「HSK標準教程」と単語帳、過去問題集さえ揃えれば、出題パターンがある程度決まっている听力(リスニング)・阅读(読解)・书写(作文の一部)の対策は、市販教材と低価格の通信講座で十分カバーできるためです。実際、オンスク.jpのような月1,000円程度の通信講座でも、HSK3級レベルの必修単語・文法を一通り学べる設計になっています。一方で、5級・6級になると長文読解や作文の比重が増し、添削を受けられる環境がないと独学でのペース配分が難しくなるため、上位級を目指す場合はマンツーマンスクールの併用も検討するとよいでしょう。
- 公式テキストで基礎を固める(「HSK標準教程」で級ごとの必修単語・文法を一通りカバーする)
- 過去問題集で出題傾向をつかむ(听力の音声に慣れ、本番の時間配分を体で覚える)
- 模擬試験で本番形式に慣れる(オンスク.jpの演習問題やカフェトークの模試対応レッスンを活用する)
最新の過去問題集や参考書は、次のバナーから探してみてください。
中国語講座・HSK対策講座の選び方で失敗しないための4つのポイント
- 目的を明確にする(資格・HSK対策が目的か、日常会話やビジネス会話が目的かで、向いている講座の形式が変わります)
- HSK対応級と教材の整合性を確認する(自分が受けたい級の対策コース・教材が用意されているかを事前にチェックしましょう)
- 無料体験で相性を確認する(講師の教え方や通信環境との相性は、実際に体験してみないとわかりません)
- 総額で比較する(月謝だけでなく、教材費・入会金・受験料まで含めた総額で比較すると失敗が減ります)
中国語以外の言語にも関心がある方は、以下の記事もあわせてご覧ください。



よくある質問
Q. HSKと中国語検定(中検)は何が違いますか?
A. HSKは中国政府教育部直属の機関が認定する国際的な試験で、海外留学や中国企業への就職で評価されます。中国語検定(中検)は日本国内の団体が実施する検定で、通訳案内士試験の一部免除など国内での資格活用に強みがあります。留学・海外就職が目的ならHSK、国内での資格として活かしたいなら中検を軸に検討するとよいでしょう。
Q. 初心者でもHSK対策講座から始められますか?
A. 可能です。多くのスクールにHSK1級・2級向けの入門コースが用意されており、発音(ピンイン)や基礎文法から学べます。ただし中国語自体が完全に初めての場合は、まず基礎会話コースで土台を作ってからHSK対策に進むとスムーズです。
Q. オンラインレッスンだけでHSK6級のような上級レベルに合格できますか?
A. 十分可能です。ただし上級レベルは語彙量・読解力・作文力が大きく問われるため、フルーエント中国語学院のようなHSK特化型スクールや、マンツーマンで添削を受けられる講座を選ぶと効率的です。独学との併用も効果的です。
Q. 受け放題・低価格の講座と専門スクール、どちらを選ぶべきですか?
A. 予算を抑えてまず試したい方や、HSK3〜4級までを目指す方はオンスク.jpやCCレッスンのような低価格サービスが向いています。短期間で確実に合格したい方や5級以上を目指す方は、フルーエント中国語学院やハオ中国語アカデミーのような専門スクールの方が、添削やカリキュラム設計の面で安心感があります。
Q. ビジネス中国語とHSK対策は同時に学べますか?
A. BizCHINAやベルリッツ中国語のように、ビジネスシーンを想定した教材とHSK対策の両方に対応したコースを提供しているスクールもあります。駐在や取引先とのやり取りを見据えている場合は、ビジネス特化型のスクールを選ぶとよいでしょう。
まとめ
中国語の資格・HSK対策を考えるなら、まず「どの級を・いつまでに取りたいか」を明確にしたうえで、独学で足りる範囲か、マンツーマン指導が必要な範囲かを見極めることが大切です。HSK3〜4級程度であればオンスク.jpのような安価な通信講座でも十分対応できる一方、5級・6級の上位級になるほど、フルーエント中国語学院やハオ中国語アカデミーのような専門スクールの添削・カリキュラムが合格への近道になります。
この記事で紹介した10社は、料金体系も学習スタイルもそれぞれ異なります。気になる1〜2社の公式サイトで最新のキャンペーン内容や無料体験の空き状況を確認したうえで、自分の目標級と学習スタイルに合った講座を選んでみてください。日常会話を重視したい場合は、冒頭で紹介した会話レッスン20校比較の記事もあわせて参考にしてみてください。

