【2026年最新】TOPIK対策のおすすめ講座・勉強法を比較!韓国語能力試験の概要と費用

TOPIK(韓国語能力試験)の対策講座・勉強法を比較のアイキャッチ

韓国ドラマやK-POPがきっかけで韓国語を学び始めると、しばらくして「自分の実力を形にしたい」「TOPIKを受けてみようか」という気持ちが出てきます。ところが調べ始めると、TOPIK ⅠとⅡの違い、1〜6級の区分、日本で受けられる回数、そして何を使って対策すればいいのかが一度に出てきて、どこから手をつけるか迷いやすい試験でもあります。

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この記事では、日本で試験を運営している韓国教育財団の公式ページを開いて確認できた試験概要(区分・級・形式・時間・受験料・日程・申込方法)を先にまとめます。そのうえで、公式サイトでTOPIK対策に関わる内容を実際に確認できた4つの学習手段(K Village・コリアンカレッジ・ハングルネット・ユーキャン)と、独学向けの公式ガイドブック・模試付きの書籍を、費用や学習スタイルの観点から並べて比較します。確認した日付は2026年11月2日です。

なお、これは優劣をつけるランキングではありません。目指す級、学習に使える時間、会話中心で学びたいのか試験の得点を最優先したいのかによって、合う手段は変わります。日本語の教材だけで十分な人もいれば、試験の直前期だけ講座を足したほうがよい人もいるという前提で、選び方の軸を整理していきます。韓国語学習全体の講座比較は、別記事の韓国語オンラインレッスン比較で扱っているので、こちらはTOPIK対策に絞って読み進めてください。

目次

TOPIK(韓国語能力試験)とは?ⅠとⅡ・1〜6級の区分を整理

TOPIK(トピック)は、韓国政府が公式に認定している韓国語の能力試験です。日本では公益財団法人 韓国教育財団が主管として実施しており、主催は大韓民国教育部・国立国際教育院と案内されています。受験資格は特に設けられておらず、韓国教育財団のQ&Aでも「どなたでも受験できます」と明記されています。年齢や学習歴を問わず挑戦できる点が、趣味から始めた学習者にも受けやすい理由です。

試験はTOPIK ⅠとTOPIK Ⅱに分かれています。どちらを受けるかを申込時に選び、その試験の得点によって級が決まる仕組みです。公式ページによると、区分と級、必要な最低得点は次のとおりです。

区分級最低得点
TOPIK Ⅰ1級80点以上
TOPIK Ⅰ2級140点以上
TOPIK Ⅱ3級120点以上
TOPIK Ⅱ4級150点以上
TOPIK Ⅱ5級190点以上
TOPIK Ⅱ6級230点以上

出典:韓国教育財団「TOPIK 試験概要」(2026年11月2日確認)

ここで押さえておきたいのは、ⅠとⅡは「別々の試験」であり、受けた試験の中でしか級が決まらないという点です。たとえばTOPIK Ⅰを受験すれば結果は1級か2級のいずれか(または不合格)、TOPIK Ⅱを受験すれば3〜6級のいずれかになります。ハングルを読み始めたばかりの段階でⅡを受けても級がつかない可能性があるため、まずは自分の現在地に合う区分を選ぶことが出発点になります。

級ごとの具体的な能力の目安は、主催側が公開している評価基準で確認できます。受験前に、韓国教育財団の「TOPIKについて」のページと、韓国側のTOPIK公式サイトを一度ずつ見ておくと、級のイメージがつかみやすくなります。

試験形式・試験時間・受験料(日本での受験)

日本での試験は、韓国教育財団のページによるとマークシート形式で、聞き取り・読解・筆記が評価の対象です。TOPIK Ⅱには筆記(作文を含む)があり、ここがⅠとの大きな違いになります。

項目TOPIK ⅠTOPIK Ⅱ
級1〜2級3〜6級
問題数聞き取り30問・読解40問聞き取り50問・筆記4問(作文含む)・読解50問
試験時間10:00〜11:40(100分、休憩なし)1時間目 13:00〜14:50(110分)/2時間目 15:20〜16:30(70分)
受験料(税込)5,000円7,700円

出典:韓国教育財団「TOPIK 試験概要」(2026年11月2日確認)。時間割・受験料は変更されることがあるため、申込前に必ず公式ページで確認してください。

TOPIK Ⅱは午後に2つの時間帯があり、間に休憩が入ります。1日がかりの試験になるので、体力面の準備も対策のひとつです。一方のTOPIK Ⅰは午前中に1回で終わる形式のため、初めて受ける人が「まず試験の空気に慣れる」目的で受けるケースも想定できます。

日本での実施回数・日程・申込方法

日本での実施回数について、韓国教育財団の「実施日程・会場」のページでは、年間でPBT(紙の試験)が4回、IBT(コンピューターで受ける試験)が2回、合計6回と案内されています。公式ページには2027年度の予定が掲載されていました(下の表の日付はすべて2027年です)。

回試験日(2027年)申請期間(2027年)形式・会場
第111回4月11日1月12日〜1月26日17時PBT・全国
第112回5月16日2月15日〜2月26日17時(予定)PBT・東京(1ヶ所)
第113回7月4日4月12日〜4月23日17時(予定)PBT・全国
IBT 第20回8月28日未定IBT・東京(1ヶ所)
第114回10月17日7月5日〜7月20日17時(予定)PBT・全国
IBT 第22回11月27日未定IBT・東京(1ヶ所)

出典:韓国教育財団「実施日程・会場」(2027年度として掲載、2026年11月2日確認)。日程・会場は変更されることがあります。

同じページには、第112回のPBTと各IBTは東京のみでの実施とある一方、第111回・第113回・第114回のPBTは全国で実施されると書かれています。住んでいる地域によって受けやすい回が変わるため、まず「自分の近くで受けられる回はどれか」から逆算するのが現実的です。

申込は、韓国教育財団のマイページから申請する形が案内されています。受験票は、受験者自身がマイページからダウンロードして印刷し、試験会場へ持参する必要があるとQ&Aに書かれていました。申請の締切日の時刻は、スケジュールのページと注意事項で表記が異なる箇所があるため、締切日当日の余裕を見込んでおくと安心です。

  1. 受験する区分と回を決める(自分の近くで実施される回か確認する)
  2. 申請期間内にマイページから申請する(期間外は申し込めないので日程を逆算する)
  3. 受験票を印刷して持参する(自分でダウンロード・印刷が必要)
  4. 成績を確認する(マイページで照会・印刷ができる)

成績の有効期間と活用先

成績の有効期間について、韓国教育財団のQ&Aには「有効期限が過ぎるまでは、各受験回ごとに資格証として効力を持ちます」とあり、有効期限(2年)が過ぎた成績証明書は再発行できないとも書かれています。つまり、取得した級は2年間が目安で、期限が切れた後に証明書が必要になっても再発行ができません。提出先が決まっている人は、期限から逆算して受験時期を決めるのがよいでしょう。

活用先としては、同財団のページに「大学の単位認定、奨学金支給、留学や就職など幅広く活用されています」と記載されています。Q&Aでも、韓国への留学や進学、日本の学校によっては単位認定などに使われ、就職の際にも利用できると説明されています。実際にどの級が必要かは大学・企業・制度ごとに異なるため、「何のために受けるのか」を先に決めて、提出先の要件を確認してから目標級を決めると遠回りしません。

留学を視野に入れている人は、韓国留学そのものの準備(エージェントの選び方など)も、あわせて確認しておくと計画が立てやすくなります。

TOPIK対策講座・学習手段を比較(公式サイトで確認できた4つ)

ここからは、公式サイトを実際に開いてTOPIK対策に関わる内容を確認できたサービスだけを取り上げます。「TOPIKに対応している」「模試つきの教材がある」といった記載の有無は、各社のページに書かれている範囲にとどめ、書かれていない点は「公式で確認できなかった」と明記しています。

スクロールできます
サービス形式TOPIK対策の公式記載料金の目安(公式表示)特徴
K Village通学(全国36校)・オンライントップページに「TOPIK対策も」「TOPIK対応」と記載入学金0円/クラス550円〜/レッスン(月4回)+月会費3,300円〜、オンライン個人4,400円〜/レッスンレッスン数が多く、会話中心。TOPIK専用カリキュラムの詳細は公式で確認できず
コリアンカレッジオンライン・マンツーマン「TOPIK 対策コース」の説明あり(試験日から逆算して苦手を克服)3コース7,500円〜/月・12,000円〜/月・15,400円〜/月LINEで質問でき、発音動画の提出も可能。入学金は通常20,000円(税別)・キャンペーンで0円
ハングルネットオンライン・グループ/個人「TOPIK試験対策レッスン」を級別に設定グループ22,000pt〜(8回)/個人38,000〜55,000pt(12〜16回)1〜6級を級別・作文別に用意。グループは録画を10日間視聴可
ユーキャン はじめての韓国語講座通信教育(スマホ学習対応)修了で「TOPIK Ⅰの合格が目指せるレベル」と記載(試験対策専用講座ではない)29,000円(税込)/分割2,980円×10回標準学習期間3か月。動画全42レッスン、質問は1日3問まで

料金は、価格の単位がそれぞれ違います。K Villageは「1レッスンごと+月会費」、コリアンカレッジは月額コース、ハングルネットは「ポイントでレッスンを購入する」方式、ユーキャンは受講料の一括(または分割)払いです。単純な金額の大小ではなく、「いつまでに何回受講したいか」で総額を試算するのが比較のコツです。

なお、4つの紹介順は優劣ではなく、「通いながら学ぶ教室型」→「マンツーマン型」→「試験対策に特化した級別講座」→「基礎固めの通信講座」という学習スタイルの並びです。

1.K Village(全国36校+オンラインの韓国語教室)

K Villageの公式サイト

引用:https://kvillage.jp/

形式全国36校(公式表記)の教室とオンライン
TOPIK対策トップページに「個人・クラス、オンライン、TOPIK対策も!」と記載
入学金0円
クラスレッスン550円(税込)〜/1レッスン、月4回、月会費3,300円(税込)〜
オンライン(個人)デイタイム4,400円(税込)/レッスン、フルタイム(19時以降)5,500円(税込)、基本料金3,300円(税込)
その他の費用契約時に事務手数料3,300円(税込)
体験レッスン無料体験レッスンあり

K Villageは、通学とオンラインのどちらでも受けられる大手の韓国語教室です。公式トップページの冒頭には「TOPIK対策も」「TOPIK対応」と書かれており、生徒の声のコーナーには「趣味から始めてTOPIK取得まで」という体験談も載っています。ただし、TOPIK専用のコース名・カリキュラム・料金は、確認できた公式ページには見当たりませんでした。

そのため、K Villageは「会話の力を伸ばしながら、必要に応じてTOPIKの対策も相談したい」という人に向いています。申込前の無料体験レッスンで、目標の級と受験予定の回を伝えたうえで、どのレッスン形式で対策できるか確認しておくと安心です。なお、公式ページの料金は、以前の水準から変わっていることがあります。月会費や事務手数料を含めた総額を、申込前に必ず確認してください。

2.コリアンカレッジ(オンラインのマンツーマン韓国語スクール)

コリアンカレッジの公式サイト

引用:https://korean-college.com/korea1/onlineschool/

形式オンラインのマンツーマン授業
TOPIK対策「TOPIK 対策コース」の説明あり。試験日から逆算して苦手な部分を克服する、と記載
コースライトコース(28時間)7,500円〜/月、ベーシックコース(57時間)12,000円〜/月、スペシャルコース(70時間)15,400円〜/月
入学金通常20,000円(税別)。期間限定で0円と表示
サポート授業とは別にLINEで質問、課題の提出、発音動画の提出とフィードバック
無料相談無料カウンセリング(60分目安)

コリアンカレッジは、授業がすべてオンラインのマンツーマンで進むスクールです。公式ページには、試験日から逆算して生徒の苦手な部分を克服させる「TOPIK 対策コース」の説明があり、授業とは別にLINEでの質問や課題提出でサポートする流れが紹介されています。完全な初心者からでも資格取得を目指せる、とも書かれていました。

人前で話すのが苦手な人や、受験日が決まっていて、自分の弱点にだけ時間を使いたい人には、マンツーマンの形式が合いやすいでしょう。公式ページの口コミにはTOPIK 4〜6級を取得した受講生の声が載っていますが、結果には個人差があるため、合格を約束するものではありません。資格取得を目指す場合は、スペシャルコースが案内されている点も踏まえ、無料カウンセリングで必要な時間数を確認してください。

3.ハングルネット(TOPIK試験対策レッスンを級別に用意)

ハングルネットの公式サイト

引用:https://hangulnet.com/topik/

形式オンライン(グループ・個人)
対象級グループ: 1〜2級・3〜4級(作文クラスあり)、個人: 1〜2級・3〜4級・5〜6級
グループ料金1〜2級 22,000pt、3〜4級 24,000pt、作文 28,000pt
グループの回数・時間60分×8回または55分×8回
個人料金・回数38,000〜55,000pt(作文の有無で異なる)、50分×12回または50分×16回
内容過去問・模擬問題を使い、必須単語・頻出問題・読解・リスニングを解説。作文強化クラスもあり
その他グループは毎回録画され、受講者は10日間視聴可能(個人は録画なし)

ハングルネットは、TOPIK対策に絞ったレッスンを公式ページで級別に案内している点が特徴です。グループレッスンは1〜2級と3〜4級のクラスがあり、3〜4級には作文を強化するクラスも別に用意されています。5〜6級は個人レッスンのみの案内です。個人レッスンは、作文の有無で料金が変わる設計です。

申込の単位が「ポイント」なので、1ポイントの円換算は購入ページで確認する必要があります。ただ、グループレッスンが録画で見返せるため、仕事や学業で毎回の出席が難しい人でも復習しやすい点は実用的です。ページに載っていた開講の日程や回は、試験の回ごとに更新されます。申込の前に、最新の開講スケジュールを公式で確認してください。

4.ユーキャン はじめての韓国語講座(基礎固めの通信講座)

ユーキャン はじめての韓国語講座の公式サイト

引用:https://www.u-can.co.jp/course/data/in_html/1813/

形式通信教育(スマホ学習に対応)
TOPIK関連の記載講座修了で「TOPIK Ⅰの合格が目指せるレベル」(ハングル能力検定4・5級も)
受講料(税込)29,000円(分割は2,980円×10回、総額29,800円)
学習期間標準3か月、受講開始から12か月まで指導
教材メインテキスト3冊、副教材、動画講義(全42レッスン)、音声集、Webテスト
質問・添削質問は1日3問まで。添削はなし

ユーキャンの「はじめての韓国語講座」は、TOPIK対策の専用講座ではありません。公式ページに書かれているのは、講座を修了するとTOPIK Ⅰの合格が目指せるレベルに到達できる、という位置づけです。TOPIK Ⅱの対策や過去問演習は、この講座だけでは足りない可能性があります。

向いているのは、ハングルの読み書きから学び直したい、独学だと続かなかった人です。基礎を3か月で固めたうえで、TOPIK Ⅰを目標に定めて公式ガイドブックなどで過去問に慣れる、という二段構えが考えやすいでしょう。添削がない点は、他の学習手段と比べるときの判断材料になります。

Ⅰを受けるか、Ⅱを受けるか?目標級の決め方

TOPIKは「自分の現在地に合う区分を選ぶ」ことで、対策の効率が大きく変わります。区分の決め方を、学習の状況別に整理してみます。

学習の状況考えやすい受験区分対策のポイント
ハングルを覚えたばかり、日常の簡単な会話からTOPIK Ⅰ(1〜2級)聞き取り・読解の2科目で勝負。基本の語彙と文法を固める
基本の文型は理解し、短い文章は読めるTOPIK Ⅰの2級、または余裕があればⅡの3級Ⅰの2級を確実にするか、Ⅱの3級に挑むかは、過去問の得点で判断
日常会話は成立し、読解にも慣れてきたTOPIK Ⅱ(3〜4級)筆記(作文)が加わる。時間配分と書く練習が必要
留学・就職で高い級が必要TOPIK Ⅱ(5〜6級)作文と長文読解の質が問われる。専門の講座も選択肢

どの区分が自分に合うかを迷ったときは、過去問を1回分、本番と同じ時間で解いてみるのが確実です。公式ガイドブックや市販の模試つき教材には、本番形式の問題が収録されています。解いた点数を、先ほどの最低得点の表と照らし合わせれば、現在地と次の目標がはっきりします。

たとえば、留学や就職の提出先が「TOPIK Ⅱの〇級以上」と決まっている場合は、受験回と有効期間から逆算して学習計画を立てます。有効期間の目安は2年なので、提出期限の直前に受験すると、期限切れのリスクを避けられます。

TOPIKは独学でも合格できる?勉強法と使える教材

結論から言えば、TOPIK Ⅰの1〜2級を目指す人は、独学でも十分に狙えます。理由は、試験がマークシート形式で出題範囲が公開されており、公式ガイドブックなどの教材が市販されているからです。一方で、TOPIK Ⅱの筆記(作文)は、書いた文章を添削してもらわないと弱点が見えにくいため、独学だけだとやや難しくなります。

独学で進めるときは、次の3ステップが基本の流れです。

  1. 公式ガイドブックや模試つきの教材で本番形式に慣れる(最初に1回分を解いて現在地を知る)
  2. 間違えた語彙・文法を単語帳やノートにまとめる(聞き取りは音声を繰り返し聞く)
  3. 試験日の1〜2か月前から、時間を計って過去問を解く(Ⅱは作文の書く時間も含めて練習する)

最新の過去問題集や参考書は、次のバナーから探してみてください。

楽天ブックス

書籍では、公式ガイドブックと模試つきの対策本が選びやすいでしょう。KADOKAWAの『はじめてのTOPIK Ⅰ 公式ガイドブック』(2025年10月18日発売、1,980円(税込))は、韓国教育財団のコーディネーターが執筆した初の公式ガイドブックです。試験開始の案内音声から答案用紙の指示までに日本語の解説が付き、本番同様の過去問1回分と2,110語の頻出単語集が収録されています。

TOPIK Ⅱを目指す人には、アルクの『最短で合格する韓国語能力試験 TOPIK Ⅱ』(2024年7月31日発売、3,080円(税込))が候補です。完全オリジナルの「そっくり模試」2回分と、聞き取り問題の音声が付いています。価格や在庫は変わることがあるため、購入前に販売ページで確認してください。

独学と講座の使い分けは、「基礎・語彙は独学、弱点の添削と直前の総仕上げは講座」という組み合わせが考えやすいでしょう。特に作文は、第三者に見てもらう機会を1度でも持つと、書き方の癖が直りやすくなります。

聞き取り・読解・筆記、科目別の勉強の進め方

聞き取り:音声を「聞くだけ」で終わらせない

聞き取りは、問題を解いたあとの復習で伸びます。間違えた問題の音声を、スクリプトを見ながら聞き直し、聞き取れなかった箇所に印を付けておきます。次に、スクリプトを見ずにもう一度聞いて、どこでつまずくかを確かめます。連音化やパッチムの発音変化でつまずくことが多いため、オンライン講座のネイティブ講師に発音を見てもらう価値も出てきます。

読解:語彙の量と時間配分が土台

読解は、知らない単語が多いと、設問に答える前に時間が尽きます。過去問で出てきた語彙を、そのまま単語帳に追加していく方法が堅実です。試験全体の時間は決まっているため、1問に使える時間を逆算して、解く順番を決めておくと焦りにくくなります。

筆記(作文):書いて、直してもらう

TOPIK Ⅱの筆記には作文が含まれます。日本語で考えた文章を直訳すると不自然な韓国語になりやすいので、まず短い文を正確に書く練習から始めます。書いたものは、講座の添削や、ネイティブ講師のフィードバックで確認するのが近道です。ハングルネットのように作文強化クラスを設けている講座もあります。

同じアジア言語の資格試験として、中国語のHSKも、級別の対策講座を選ぶという考え方は共通しています。比較の視点を広げたい人は、こちらも参考になります。

TOPIK対策講座を選ぶときの4つのポイント

比較で迷ったときは、次の4つの軸で整理すると決めやすくなります。

  1. 目標の区分と級(Ⅰ中心か、Ⅱの3級以上か。級別の講座があるかを確認する)
  2. 学び方のスタイル(教室・マンツーマン・グループ・通信のどれが続けやすいか)
  3. 総額と支払い方式(月額・レッスン単価・ポイント制・一括払いで、試験日までの総額を試算する)
  4. サポート内容(質問できる回数、作文の添削、録画での復習、体験レッスンの有無)

どの講座でも、申込前に無料体験やカウンセリングを使えるものがあります。K Villageには無料体験レッスン、コリアンカレッジには60分目安の無料カウンセリングが用意されています。ここで「自分の目標級を伝えて、どのくらいの期間・費用で目指せそうか」を聞いておくと、入会後のミスマッチを減らせます。

ただし、「必ず合格できる」と約束する講座は存在しません。公式サイトに書かれた合格実績や口コミは、あくまで受講生の一例として読み、自分の学習時間と照らし合わせて判断してください。

よくある質問

Q. TOPIKは日本で年に何回受験できますか?

A. 韓国教育財団の「実施日程・会場」のページには、年間でPBTが4回、IBTが2回、合計6回と案内されています。回ごとに申請期間と会場が違うため、公式ページで最新の日程を確認してください。

Q. TOPIK ⅠとⅡは、どちらを受ければよいですか?

A. 区分は自分で選びます。1〜2級を目指すならⅠ、3〜6級を目指すならⅡです。迷うときは、過去問を1回分解いて、得点が最低得点にどれくらい近いかを見てから決めるのがおすすめです。

Q. 受験料はいくらですか?

A. 韓国教育財団の試験概要のページでは、TOPIK Ⅰが5,000円(税込)、TOPIK Ⅱが7,700円(税込)と案内されています(2026年11月2日確認)。変更されることがあるため、申込前に公式で確認してください。

Q. 成績はどのくらいの期間有効ですか?

A. 韓国教育財団のQ&Aでは、有効期限は2年と案内されており、期限が過ぎた成績証明書は再発行できません。提出先がある場合は、期限から逆算して受験時期を決めてください。

Q. 独学だけで合格できますか?

A. TOPIK Ⅰの1〜2級は独学でも目指しやすい試験です。TOPIK Ⅱの筆記(作文)は添削を受けないと弱点が見えにくいため、講座を併用する選択肢もあります。どの手段でも、合格を保証するものではありません。

Q. 試験申込はどこからするのですか?

A. 韓国教育財団のマイページから申請します。受験票は自分でダウンロードして印刷し、試験会場に持参する必要があります。

【豆知識】TOPIKの受験者数の動き

TOPIKを運営する韓国教育財団は、受験者数について次のように公表しています。

  • 日本国内で、1997年の初年度から2023年までに、延べ42万人以上が受験しています。
  • 日本の年間受験者数は、初年度から約25年間で約26倍に伸びたとされています。
  • 世界では99か国の韓国語学習者が受験しており、試験結果は大学の単位認定、奨学金支給、留学や就職などに活用されています。

上記は財団の公表値であり、今後の受験者数を保証するものではありません。日本での直近の年ごとの増減は、公式ページで数字を確認できなかったため、この記事では触れていません。最新の情報は、韓国教育財団の公式サイトで確認してください。

出典:韓国教育財団「TOPIKについて(TOPIK概要)」https://www.kref.or.jp/topik/about/(2026年11月2日確認)

まとめ

TOPIKの対策は、まず目指す区分(ⅠかⅡか)と受験する回を決め、その目標に合う学習手段を選ぶのが基本です。1〜2級を目指すなら独学と市販の公式ガイドブックでも進めやすく、3級以上や作文の対策、会話の力も同時に伸ばしたい場合は、教室やオンライン講座の併用が候補になります。

理由は、TOPIKが年間6回(PBT4回・IBT2回)の限られた機会で受けるマークシート式の試験であり、日程から逆算した計画づくりが結果を左右するからです。K Village・コリアンカレッジ・ハングルネット・ユーキャンは、形式も費用の仕組みも異なるので、無料体験や相談で自分の目標を伝えたうえで選んでください。申込前に、試験日程・受験料・各講座の最新の内容を、韓国教育財団と各社の公式サイトで確認することをおすすめします。

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この記事を書いた人

教育事業の運営に長く携わってきた経験から、学びや資格の「選び方」を比較記事でお伝えしています。各分野の専門家として指導する立場ではなく、公式サイトなどの一次情報を確認し、料金・サポート・実績を読者の目線で整理することを大切にしています。記事にはアフィリエイト広告を含みますが、掲載の可否や順位づけは、読者にとっての分かりやすさを優先して判断しています。料金や日程は変更されることがあるため、お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

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