【2026年最新】公認心理師の通信講座おすすめ5選!費用や合格率を徹底比較

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公認心理師は、2017年に始まった心理職で唯一の国家資格です。結論から言えば、公認心理師試験の対策講座を実際に提供しているのは河合塾KALS・ファイブアカデミー・プロロゴス・小高塾・Meg心理師国試予備校の5つで、費用の安さを優先するなら小高塾、講義の厚みと演習量を優先するなら河合塾KALSかファイブアカデミー、自分専用の指導を受けたいならMeg心理師国試予備校という選び方が基本になります。なぜなら、公認心理師は社会福祉士や宅建士のように大手資格予備校が一斉に講座を並べている資格ではなく、心理系に特化した少数の予備校が中心の「専門性が高い分、選択肢が限られる」ジャンルだからです。実際に、以前は大手の講座もありましたが、アガルートアカデミーの公認心理師講座は第8回(2024年度)版の販売が終了しており、LEC東京リーガルマインドも公認心理師の講座ページを確認できなくなっています。この記事では、2026年9月時点で公式サイトから確認できる5社の費用・学習形式・サポートを比較し、あわせて受験資格や試験の難易度、独学との違いまで詳しく解説します。

目次

公認心理師とはどんな資格?試験の概要と合格率

公認心理師は、保健医療・福祉・教育・司法・産業といった5つの分野で、心理学の専門的な知識と技術をもとに、心の問題を抱える人への相談・助言・指導や、心理状態の観察・分析を行う専門職です。2015年に公認心理師法が成立し、2017年9月に施行された比較的新しい資格で、それまで民間資格(臨床心理士など)が担ってきた心理職に、初めて国家資格としての位置づけが与えられました。名称独占資格であり、公認心理師でない人は「公認心理師」を名乗れないため、病院・学校・行政機関・企業の相談室などで、資格の有無が採用や待遇に関わる場面が増えています。

試験は年1回、マークシート方式で実施されます。直近の第9回試験は2026年3月1日に行われ、受験者2,400人に対して合格者1,441人、合格率は60.0%でした(厚生労働省の公表値)。合格基準は総得点の約6割が目安とされており、数字だけを見ると「合格しやすい試験」に見えるかもしれません。しかし、この受験者の大半は、大学院で指定の科目を修了し、実習まで終えた人たちです。つまり、受験資格を得る段階でかなりのハードルを越えた人たちの合格率が60%ということで、試験勉強の負担が軽いわけではありません。出題範囲は基礎心理学から精神疾患・薬理、関係法規、事例問題まで非常に広く、範囲の広さが最大の壁になります。

  1. 出題形式(マークシート方式。知識を問う一般問題と、事例を読んで判断を選ぶ事例問題で構成され、全154問)
  2. 試験時期(年1回、例年3月ごろに実施。第9回は2026年3月1日、第10回は2027年3月予定)
  3. 合格基準(総得点の約6割が目安。問題の難易度によって補正が入る)

出題内容は「ブループリント」と呼ばれる出題基準に沿って決まっており、基礎心理学・心理学研究法・統計・心理アセスメント・心理的支援・精神疾患と薬理・公認心理師の職責と関係行政論など、24の大項目が示されています。ブループリントの全項目を網羅した学習が必要になるため、後述する通信講座も、この出題基準をどれだけ丁寧にカバーしているかが選ぶときの大きな軸になります。

公認心理師の受験資格と、通信講座でカバーできる範囲

ここで大切なのは、通信講座は「試験対策」であって、「受験資格」を取るためのものではないという点です。公認心理師の受験資格は、大きく分けて次のようなルートで得ることになります。

  1. 大学+大学院ルート(大学で心理学の指定科目を修めたうえで、大学院で指定科目を修了する。最も一般的なルート)
  2. 大学+実務経験ルート(大学で指定科目を修めたうえで、認められた施設で一定期間以上の実務経験を積む)
  3. 海外の大学・大学院ルート(文部科学大臣・厚生労働大臣が同等と認めた場合)

制度開始時に設けられていた現任者向けの経過措置は、すでに受験機会が終了しているため、これから公認心理師を目指す場合は、上記のルートで受験資格を得る必要があります。最新の受験資格は年度ごとに更新されるため、必ず公認心理師試験研修センター・厚生労働省の公式情報で確認してください。

社会人が働きながら受験資格を得たい場合は、通信制の大学院という選択肢もあります。2026年9月時点で、公認心理師の受験資格につながる通信制大学院は佛教大学と東京福祉大学の2校とされ、どちらも修了までに3年程度のカリキュラムが必要です。学費の目安は、佛教大学が実習費を含めて約77万円、東京福祉大学が約50万円程度とされています(大学院の年間学費・実習費の合計目安。時期により変わるため公式情報で要確認)。この記事で紹介する5つの講座は、あくまで受験資格を得たあとの「国家試験対策」を担うものだと考えてください。

公認心理師の通信講座を選ぶ5つのポイント

公認心理師の対策講座は、受講料が数万円から30万円台まで大きく開いており、学習形式もオンライン動画・Zoomのライブ授業・通信教材とテスト・マンツーマン指導とバラバラです。以下の5つのポイントで比べると、自分に合う講座が見つけやすくなります。

1. 講義の形式(動画・ライブ・マンツーマン)を確認する

河合塾KALSやファイブアカデミーのような動画配信講座は、自分のペースで何度でも繰り返し視聴できるのが強みです。一方、プロロゴスのようにZoomのライブ授業を中心とする講座は、決まった日程で受ける代わりに、勉強のペースメーカーになります。Meg心理師国試予備校のようなマンツーマン指導は、苦手分野をピンポイントで潰したい人向けです。

2. 講義時間と学習量が自分の準備状況に合っているか

講義時間は、ファイブアカデミーの基礎力徹底強化講座が約30時間、河合塾KALSのフルパックセットが約60時間と、講座によって2倍近い差があります。時間が長い講座ほど丁寧だが、そのぶん学習の負担も大きいため、大学院で学んだ内容が頭に残っているかどうかで選び分けましょう。

3. 演習問題・過去問・模試の量

公認心理師試験は、知識を覚えるだけでなく、事例問題で「どの選択肢が適切か」を判断する力が求められます。過去問の解説講義、事例問題の演習、本番形式の模試がどこまで用意されているかは、講座を比べる際の重要な差になります。

4. 質問・サポート体制

独学で行き詰まりやすいのは、「解説を読んでも、なぜその選択肢が正解なのかわからない」という場面です。質問への対応方法(フォーム・メール・個別面談)と、対応の頻度も確認しておくと安心です。

5. 費用と、第10回試験に対応した講座かどうか

公認心理師講座は、年度ごとに内容が更新されます。2027年3月予定の第10回試験を受験する場合は、必ず「第10回(2027年度)対応」と明記された講座を選ぶようにしましょう。前年度の教材のままだと、法改正や出題傾向の変化に対応できない場合があります。分割払いの可否や、再受講・割引制度も併せて確認しておくとよいでしょう。

公認心理師の通信講座5社を徹底比較

ここからは、実際に公認心理師試験の対策講座を提供している5社を比較します。費用や講座内容は各社の公式サイトに掲載された、2026年9月時点の情報をもとにしています。

スクロールできます
費用目安(税込)学習形式講座の規模特徴
河合塾KALS118,800円〜249,480円オンライン動画講座全30回・約60時間、演習300問以上赤本『公認心理師国試対策』執筆講師
ブループリント24大項目を網羅
ファイブアカデミー44,000円〜345,000円オンライン動画配信基礎30時間+過去問48時間Z会グループの心理系専門校
無料体験あり、模試も充実
プロロゴス80,000円Zoomライブ+アーカイブ全13回・各回約4時間(休憩除く)演習中心で毎回テスト
名古屋の小規模予備校
小高塾63,000円通信教材+小テスト提出約6か月・小テスト最大49回費用が最も手頃
毎週の小テストで学習を管理
Meg心理師国試予備校17,600円/90分マンツーマン(通学・オンライン)1コマ単位で自由に設計現役の心理師が指導
臨床心理士試験との併行対策も可

1. 河合塾KALS|赤本執筆講師の講義で出題基準を網羅するフルパック

講座第10回(2027年度)公認心理師国家試験対策講座
費用フルパックセット249,480円/専門セット190,080円/国試アウトプット講座118,800円(税込)
学習形式オンライン講座(マルチデバイス対応の動画講義)
講義・演習全30回・約60時間の講義映像と、計300問以上の演習問題
日程2027年3月予定の試験に向けて6月10日開講、申込締切は2月18日
割引KALSの元受講生は10%割引

【河合塾KALSのおすすめポイント!】河合塾KALSの講座は、講談社『赤本 公認心理師国試対策』を執筆する宮川純講師・坂井剛講師が担当し、ブループリントの大項目24をすべて網羅した約60時間の講義と、300問以上の演習で構成されています。動画は試験当日まで何度でも視聴でき、基盤知識・専門知識・国試アウトプットの3講座をセットにしたフルパックのほか、専門セットやアウトプット講座のみといった選び方もできるため、大学院で学んだ知識の抜けを補いたい人から、ゼロから総復習したい人まで対応できます。費用は最も高い部類ですが、そのぶん講義の厚みと演習量は今回の5社で最大です。合格実績の数字は講座ページでは確認できませんでしたが、出題基準の網羅性と執筆講師の講義を重視する人に向いています。

2. ファイブアカデミー|基礎から過去問・事例問題まで単科で選べる

講座公認心理師資格試験対策講座(2027年度)
費用トータル学習パック345,000円/基礎力徹底強化182,000円/過去問題徹底攻略198,000円/事例問題対策44,000円(税込)
学習形式オンライン動画配信(基礎力の講義動画約30時間、過去問演習の講義動画約48時間)
模試完全予想模試(1回9,500円〜、3回セット20,800円)、Theファイナル模試8,400円(154問の本番レベル)
体験講座の一部をお試し受講できる無料体験あり
運営Z会グループの心理系専門校

【ファイブアカデミーのおすすめポイント!】ファイブアカデミーは、心理系大学院受験や臨床心理士試験の対策でも知られる、Z会グループの専門校です。公認心理師講座は、基礎力の講義・過去問演習・事例問題対策を単科で組み合わせられる構成で、全部をまとめたトータル学習パック(345,000円)のほか、基礎心理学・研究法と統計・心理支援といった分野別セットでも申し込めます。予算に限りがある場合や、苦手分野だけを強化したい場合に、必要な部分だけを選べるのが大きな利点です。さらに、本番と同じ154問の完全予想模試も用意されているため、直前期の実戦練習まで一つの予備校で完結します。総額は高くなりやすいので、最初に無料体験で講義の雰囲気を確かめてから、必要な講座を絞り込むとよいでしょう。

3. プロロゴス|Zoomの演習中心授業で本番の解き方を鍛える

講座公認心理師試験対策講座(第9回試験対策として実施)
費用80,000円(税込)。プロロゴスの大学院受験対策講座の受講者・本講座の再受講者は60,000円
学習形式Zoomによるオンライン授業(欠席時はアーカイブで後日視聴)
日程第9回対策は11月下旬〜2月下旬の全13回、各回10:00〜15:00
特徴毎回冒頭に演習問題を実施し、過去問をもとに頻出ポイントを解説
運営合同会社さいころ(名古屋、2018年に公認心理師の対策講座を開始)

【プロロゴスのおすすめポイント!】プロロゴスは、公認心理師制度が始まった2018年から対策講座を続けている、名古屋の小規模予備校です。授業は毎回最初に演習問題を解き、過去問をもとに頻出ポイントと解答のコツを解説するスタイルで、知識を「解ける形」に変えるアウトプット重視の内容が特徴です。公認心理師法・職責から、基礎心理学、精神医学、心理アセスメント、司法・産業・福祉・教育といった各領域まで、全13回で一通りの範囲を回れます。80,000円という費用で、約50時間分の授業を受けられる計算になり、コストパフォーマンスも良好です。ただし、日程は年度ごとに変わり、2027年3月予定の第10回試験に向けた日程・料金は、公式サイトの最新の案内を確認する必要があります。決まった日程で授業を受けることで学習リズムを作りたい人に向いています。

4. 小高塾|63,000円で6か月間、小テストで学習を管理する通信講座

講座公認心理師受験対策講座(通信制)
費用通常63,000円(税込)、早期申込割引62,800円(一括払いのみ)。3回・6回の分納も選べる
学習形式通信制。教材は2週ごとに小分けして郵送(計49回)、毎週の小テストを提出
期間受講開始から試験まで約6か月(第10回は2027年3月試験予定)
合格率(公式掲載)講座生の合格率61.4%〜86.8%(全国平均46.4%〜79.6%、年度ごとの幅)
対象資格社会福祉士・精神保健福祉士・ケアマネジャー・臨床心理士など幅広い受験対策講座を運営

【小高塾のおすすめポイント!】小高塾は、社会福祉士や精神保健福祉士などの国家試験対策で知られる通信制の受験塾で、公認心理師も対象にしています。5社の中で通常63,000円と費用が最も手頃な通信講座で、教材を2週間ごとに小分けにして届け、毎週の小テスト提出で学習ペースを管理する仕組みのため、独学だと後回しにしがちな人でも継続しやすいのが強みです。公式サイトでは、講座生の合格率が全国平均を上回る水準で掲載されています。ただし、この数字は「小テストをほぼ全て提出した講座修了生」を母数にしたもので、申込者全体の合格率とは定義が異なる点は理解しておきましょう。費用を抑えながら、決まったペースで着実に進めたい人に向いています。分納にすると総額が一括払いより少し高くなる点にも注意してください。

小高塾は社会福祉士の受験対策でも知られています。社会福祉士の通信講座をあわせて検討している方は、次の記事で各社を比較していますので参考にしてください。

5. Meg心理師国試予備校|現役の心理師によるマンツーマン指導

講座公認心理師コース(マンツーマン個別指導)
費用1コマ90分17,600円(税込)
学習形式通学(福岡市中央区)または双方向のオンライン(全国対応)
指導内容知識の整理・過去問演習・事例問題対策を、一人ひとりに合わせて設計
特徴臨床心理士資格試験との併行対策(ダブルライセンス)に対応、独自の学習管理ツールで進捗を管理
運営株式会社アクト

【Meg心理師国試予備校のおすすめポイント!】Meg心理師国試予備校は、公認心理師・臨床心理士の有資格者が、マンツーマンで授業を担当する個別指導型の予備校です。通学のほか、全国どこからでも双方向のオンライン授業を受けられるため、地方在住の人でも利用できます。集団講義では質問しにくい苦手分野の克服や、過去問を解いても得点が伸びない原因の分析など、自分の弱点にピンポイントで対応できるのが大きな利点です。1コマ90分17,600円の従量制なので、必要な回数だけを組み合わせて予算を調整でき、動画講座で基礎をひと通り学んだあとの仕上げとして、部分的に併用する使い方も現実的です。「独学で行き詰まった」「動画を見るだけでは不安」という人に向いています。

アガルートアカデミーの公認心理師講座は現在どうなっている?

公認心理師の通信講座を検索すると、アガルートアカデミーの「合格総合講義」が上位に出てくることがあります。しかし、公式サイトを確認したところ、第8回(2024年度)向けの合格総合講義は販売が終了しており、次年度以降の販売は未定と案内されています。そのため、今回の比較の対象からは外しました。一方で、アガルートは臨床心理士資格試験の対策講座(2026年合格目標の総合講義が税込69,102円)を提供しているため、公認心理師と臨床心理士の両方を視野に入れている人は、公式サイトで最新の講座ラインナップを確認してみてください。

公認心理師の勉強は独学でも合格できる?参考書・過去問の活用法

結論から言えば、大学院で心理学を体系的に学んできた人であれば、独学で合格を目指すことも十分に可能です。理由は、受験者の大半が、指定科目と実習を修了した人であり、試験範囲の基礎はすでに身についているからです。実際に、公認心理師試験は過去問が公開されており、第1回から第9回までの問題と正答・解説を調べながら学習する人も少なくありません。ただし、出題範囲が広く、法律・行政や事例問題の判断は、独学だと解説を読んでも理解しづらい場面があります。そのため、独学を軸にしながら、苦手な分野だけ動画講座や個別指導で補うという使い方が現実的です。

  1. 過去問を最優先で解く(第1回〜第9回の過去問を解き、間違えた分野を洗い出す。出題傾向の把握にもなる)
  2. 赤本などの対策書でインプット(河合塾KALSの講師が執筆する講談社『赤本 公認心理師国試対策』などの対策書で、弱点分野を補う)
  3. 直前期は本番形式の模試で調整(全154問を時間内に解く練習をして、時間配分と得点感覚をつかむ)

最新の対策書や過去問題集は、下記のバナーから探してみてください。

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心理カウンセラー(民間資格)との違い

公認心理師とよく比較されるのが、通信講座で取得できる「心理カウンセラー」系の民間資格です。公認心理師は国家資格であり、受験には大学・大学院での所定の課程が必要なのに対し、民間資格は通信講座を修了して課題や試験に合格すれば取得でき、費用も数万円程度から始められます。「心理学の基礎を学びたい」「家族や職場での対人関係に活かしたい」という目的なら民間資格でも十分ですが、病院・学校・行政機関などで心理職として働きたい場合は、公認心理師の受験資格が事実上の前提になります。目的に応じて、どちらを選ぶかを考えましょう。

また、福祉の現場で働く人には、社会福祉士や精神保健福祉士との組み合わせを検討する人も増えています。福祉の国家資格については、次の記事も参考になります。

よくある質問

Q. 公認心理師の通信講座の費用相場はどれくらいですか?

A. 今回比較した5社では、小高塾の63,000円(通信講座)からファイブアカデミーのトータル学習パック345,000円まで幅があります。動画講座で基礎から総復習する場合は、河合塾KALSのフルパックセット249,480円のように20万円台が中心です。単科講座や分野別セットを選べば、数万円台に抑えることもできます。

Q. 通信講座だけで公認心理師の受験資格は取れますか?

A. 取れません。通信講座は国家試験の対策を目的としたもので、受験資格そのものを得られるものではありません。受験資格は、大学・大学院での指定科目の修了や、認められた施設での実務経験などによって得る必要があります。通信制の大学院という選択肢もあります。

Q. 公認心理師試験の合格率はどれくらいですか?

A. 直近の第9回試験(2026年3月実施)は、受験者2,400人のうち1,441人が合格し、合格率は60.0%でした。合格基準は総得点の約6割が目安です。大学院修了直後の新規修了者は全体より合格率が高い傾向にあります。

Q. 独学と通信講座、どちらがおすすめですか?

A. 大学院で体系的に学んだ人は、過去問と対策書中心の独学でも合格を狙えます。ただし、出題範囲が広く、法律・行政や事例問題は独学だと判断が難しいため、苦手分野だけ講座を利用するという選択もあります。時間をかけずに効率よく仕上げたい人や、学習のペースを管理したい人は通信講座が向いています。

Q. 第10回試験に向けて、いつから勉強を始めればよいですか?

A. 第10回試験は2027年3月予定です。河合塾KALSの講座は6月開講で、対策講座は夏から冬にかけて開講するのが一般的です。過去問を中心に早めに1周し、秋以降に講座や模試で弱点を補強する流れが理想的です。開講日や申込締切は、必ず各社の公式サイトで最新の案内を確認してください。

Q. 臨床心理士の勉強にも活かせますか?

A. 公認心理師と臨床心理士は出題範囲が重なる部分が多く、基礎心理学や心理アセスメントの知識は共通して役立ちます。ファイブアカデミーやMeg心理師国試予備校のように、両方の対策講座を扱う予備校もあります。ただし、臨床心理士は論述試験や面接があるなど試験形式が異なるため、それぞれの対策が必要です。

まとめ|公認心理師の通信講座は「学習スタイル」と「予算」で選ぼう

公認心理師の通信講座は、講義の網羅性を重視するなら河合塾KALS、単科で組み立てたいならファイブアカデミー、演習中心のライブ授業ならプロロゴス、費用を抑えたいなら小高塾、個別に弱点を潰したいならMeg心理師国試予備校という選び方が基本です。理由は、5社が学習形式も費用もはっきりと異なる方向性を持っているからです。実際に、費用は63,000円の小高塾から345,000円のファイブアカデミーのトータル学習パックまで5倍以上の開きがあり、学習の進め方もまったく違います。大学院での学びの記憶が新しい人は、過去問と対策書で独学しつつ苦手分野だけ講座を使い、ブランクが長い人は動画講義で総復習するのがおすすめです。第10回試験は2027年3月予定で、講座ごとに開講日や申込締切が異なります。まずは気になる講座の公式サイトで、最新の日程と料金を確認してみましょう。

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