【2026年最新】通信制高校おすすめ8選!学費・転入編入・不登校対応を比較

通信制高校おすすめ8選のアイキャッチ

本記事はアフィリエイト広告を含みます。紹介する商品・サービスの購入・申込によって、当サイトが対象企業から報酬を受け取る場合があります。

「中学卒業後、全日制の高校に通い続けられるか不安がある」「今の高校が合わず、転校を考え始めた」「学校に行けない日が続いていて、このあと高校をどうすればよいのか分からない」。そんな悩みの中で「通信制高校」を調べ始めると、学校の数が多く、学費も通い方も驚くほど違うため、どこから比べればよいのか戸惑う方がほとんどです。

通信制高校は、文部科学省の制度のもとで運営される正規の高校であり、卒業すれば全日制と同じ高校卒業資格を得られます。通う頻度・学費・サポートの手厚さは学校ごとに大きく異なるため、「どの学校が一番よいか」ではなく「お子さま本人の状況に合う学校はどれか」で選ぶのが基本です。

この記事では、公式サイトで内容を確認できた通信制高校・サポート校8つ(N高等学校・S高等学校をひとまとめにして1つとして数えています)を、学費・通い方・転入や編入のしやすさ・特徴の観点で整理しました。あわせて、通信制高校の仕組み、2026年度(令和8年度)から変わった高等学校等就学支援金、転校の進め方、不登校のときの相談先まで、保護者の方と本人が一緒に読める形でまとめています。順位づけや「ここが最良」といった断定はせず、判断材料を並べることを目的にしています。

掲載している金額・日程・コース内容は、各校の公式サイトや入学案内で確認できた時点の情報です。学費は入学時期・履修する単位数・コース・就学支援金の適用状況で変わるため、出願前に必ず最新の募集要項や学費ページをご確認ください。

目次

通信制高校・サポート校8つの比較表

最初に全体像を表にしました。学費の出し方が学校ごとに異なる(1単位あたりの授業料で示す学校、年額モデルで示す学校、資料請求で個別に案内する学校など)ため、金額は公式サイトに載っている代表的な数字を載せています。条件が違う数字どうしを単純に並べて優劣をつけるものではなく、各校の仕組みをつかむ目安として使ってください。

スクロールできます
種類・運営学費の目安(公式掲載の例)通い方転入・編入特徴
N高等学校・S高等学校広域通信制(学校法人角川ドワンゴ学園)ネットコース初年度73,000円(普通科・25単位、就学支援金の先引き適用時)。通学系コースは別途学費ネットコース/週5・週3・週1+コース随時受付(1・2年次は1月まで、3年次は12月まで)全校生徒数36,371名(2026年3月末時点)。ネット中心で学べる
クラーク記念国際高等学校広域通信制(学校法人創志学園)スマートスタディⅠ年額162,800円、単位修得コース(25単位)年額30,000円(2027年度新入生モデル、支援金充当後)週5日通学/オンライン+通学/自宅学習(月1〜2回程度の通学)転編入学専用ページあり。学費は入学時期等で異なる1992年開校。全国にキャンパス・連携校を展開
鹿島学園高等学校通信制(茨城県鹿嶋市、学校法人鹿島学園)入学金0円。新入生モデルで年73,252円、3年間合計219,756円(支援金相殺後)学習センター・通学コース・オプションコースなど年度途中の転入・編入は請求額が異なる入学金0円。単位ごとの授業料のみ
ヒューマンキャンパス高等学校広域通信制(学校法人佐藤学園、のぞみ高校と共通の学費表)一般通信コース初年度410,000円→就学支援金適用後122,000円(24単位履修の例)一般通信/通学/オンライン通学/専門チャレンジ/専門の5つ2026年度転入・編入の出願締切は12月12日(土)専門分野の学びと高校卒業を両立できる
代々木高等学校広域通信制(三重県志摩市、学校法人代々木学園)学費は募集要項・資料請求で確認月1〜2回のスクーリングほか、キャンパス・サテライト教室転入・編入はいつでも相談可。学力試験は基本的になし単位制で留年なし。ゴルフ部・テニス部などの活動
第一学院高等学校通信制(茨城県高萩市・兵庫県養父市に本校)公式サイトに一律の金額は載せず、コース別に資料請求で案内週1日の登校から始められる通学コース/ネット通信学習コース前籍校の単位・在籍期間は原則認められる全国に67キャンパス(公式サイト記載)
おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校)広域通信制(学校法人KTC学園、鹿児島県屋久島町)授業料は1単位15,000円×履修単位数屋久島でのスクーリング+全国のサポートキャンパス(おおぞら高等学院)転入・編入の出願は随時「なりたい大人になるための学校」。体験型の学び
トライ式高等学院サポート校(提携する通信制高校の卒業を支援)提携校の学費+学院の学費。公式FAQでは「私立の全日制高校と同程度」と案内完全1対1の個別指導提携する通信制高校の転入・編入に準じる高校卒業サポートと大学受験対策を一体で提供

サポート校は、通信制高校の卒業を支援する民間の学習施設で、高校そのものではありません。サポート校に通う場合は、提携先の通信制高校に在籍して卒業資格を得ることになります。詳しくは後の「通信制高校とサポート校の違い」で説明します。

通信制高校をまだ絞り込めていない方は、複数校の資料をまとめて取り寄せて見比べる方法もあります。イーパスの「通信制高校特集」から資料を請求できます。

通信制高校とは?全日制との違いと卒業までの仕組み

通信制高校は、毎日の通学を前提とせず、自宅などでの学習を中心に高校卒業を目指せる仕組みの高校です。生活リズムが乱れやすい、人間関係で通学がつらい、部活動・芸能・スポーツ・仕事との両立が必要など、さまざまな事情のある生徒が選んでいます。

卒業に必要な3つの条件

卒業の要件は全国共通で、全日制と同じ高等学校の枠組みの中で決められています。一般に次の3つを満たすと高校卒業になります。N高等学校の入学案内にも「卒業に必要な単位数は74単位以上」「特別活動への参加(30単位時間以上)」と明記されています。

  1. 74単位以上の修得(1年あたり25単位前後を履修すれば3年間で到達できる設計の学校が多い)
  2. 3年以上の在籍(転入・編入の場合は前籍校の在籍期間を通算できる)
  3. 特別活動に30単位時間以上参加(ホームルーム活動や学校行事など。通学型の学校では日々の活動が含まれる)

単位をとる流れ:レポート・スクーリング・試験

単位は「レポート(添削課題)の提出」「スクーリング(面接指導)への出席」「単位認定試験への合格」の3つが基本です。クラーク記念国際高等学校の転入学案内でも、単位修得にはWebでの報告課題の提出、スクーリングへの出席、定期試験の合格が必要と説明されています。

  • レポート:科目ごとの課題を、教科書や学習サイトを見ながら自分のペースで進めて提出します。多くの学校がオンラインで提出できます。
  • スクーリング:先生と対面(またはオンライン)で授業を受ける時間です。年に数日の集中型から、月1〜2回、週に数日通う型まで、学校とコースで幅があります。
  • 試験:学期末などに行われる単位認定試験です。レポートの内容を中心に出題されることが多く、日頃の学習を続けていれば取り組みやすい形式とされます。

同じ「通信制高校」でも、スクーリングの会場や回数は学校によって違います。屋久島に集まって行う学校もあれば、住んでいる地域のキャンパスで受けられる学校もあります。通える距離にあるかどうかは、最初に確認したいポイントです。

通信制高校とサポート校の違い

通信制高校が「高校卒業資格を出す学校」であるのに対し、サポート校は「卒業を支える学習施設・教室」です。トライ式高等学院の公式FAQでも、学費は「提携している通信制高校の学費」と「サポート校である当学院の学費」の合計だと案内されています。つまりサポート校に通うと、費用は2つの学校ぶんかかる点を知っておく必要があります。

一方で、通信制高校自身が全国に学習センターやキャンパスを持ち、面談・個別指導・専門コースまで提供しているケースも増えています。クラーク記念国際高等学校や第一学院高等学校、ヒューマンキャンパス高等学校などがその例で、「通信制高校に在籍して、その学校のキャンパスに通う」形になるため、サポート校の費用が別にかかるわけではありません。見学のときは「この費用は高校の学費か、サポート施設の費用か」を必ず確認しましょう。

公立と私立、それぞれの特徴

通信制高校には公立と私立があります。公立は各都道府県に設置され、出願できる地域や時期が自治体ごとに決まっているのが一般的で、費用は私立より抑えやすい傾向があります。私立は全国から入学できる広域通信制が多く、通学コース・専門コース・個別サポートなど、選べる学び方が広いのが特徴です。この記事では、全国から比較検討しやすい私立の通信制高校とサポート校を中心に取り上げています。公立通信制を検討する場合は、お住まいの都道府県教育委員会の案内を確認してください。

高等学校等就学支援金とは?2026年度から何が変わったか

通信制高校の学費を考えるうえで欠かせないのが、国の「高等学校等就学支援金」です。授業料の一部または全部を国が支援する、返済不要の制度で、全日制・定時制・通信制のいずれも対象になります。

政府広報オンラインの案内(2026年9月2日掲載)によると、令和8年度(2026年度)から就学支援金の所得制限が撤廃され、世帯年収にかかわらず支援を受けられるようになりました。授業料に対する年額の支給限度額は、私立の通信制で337,200円と示されています(年間の支給限度額は授業料の範囲内)。クラーク記念国際高等学校も「2027年度新入学の場合、週5日コース・スマートスタディコースは最大337,200円」と案内しています。

申請と条件で気をつけたい点

  • 就学支援金は、生徒や保護者に直接振り込まれるのではなく、授業料に充てられる形が一般的です。入学後に学校から案内される手続きで申請し、認定を受ける必要があります。
  • 各校の案内では、在籍期間が通信制の場合は通算48か月まで、支援の対象となる単位数は卒業までに最大74単位・1年あたり30単位までと説明されています。
  • 高校を卒業した人や、在学期間・履修単位がすでに上限を超えている場合は、対象外になることがあります。海外に住民票がある場合なども対象外になる場合があります。
  • 転入・編入の場合は、前籍校での在籍期間や単位の状況で、初年度は支援金を差し引く前の金額で請求される学校があります(N高等学校・ヒューマンキャンパス高等学校の案内にその旨の記載があります)。
  • 就学支援金の対象は「授業料」です。入学金・施設費・教材費・通学コースの費用・サポート校の費用などは対象外のため、総額は学校の学費表で必ず確認しましょう。

授業料以外の教育費(教科書費・教材費・学用品費など)を支える「高校生等奨学給付金」も、令和8年度から対象が広がり、年収490万円未満の世帯まで利用できると政府広報オンラインで案内されています。就学支援金とは別に申し込みが必要なため、お住まいの都道府県または在籍する学校に確認してください。

最新の制度内容は文部科学省や都道府県の案内で変わることがあります。ここに書いた内容は2026年10月時点で確認できた情報であり、実際に利用できるかどうかは各校・各都道府県の案内でご確認ください。(参考:政府広報オンライン「令和8年度から、高校生等の修学支援が新しくなりました」)

通信制高校を選ぶ6つのポイント

学校のパンフレットはどれも魅力的に作られているため、「何を基準に見るか」を先に決めておくと比べやすくなります。次の6点は、ほとんどのご家庭で共通して確認したいことです。

  1. 通い方の頻度(年数日のスクーリングだけか、週1〜5日通う型か。無理なく続けられる頻度か)
  2. 総額の費用(授業料+入学金+施設費+教材費+コース費。就学支援金の対象になる費用とならない費用を分けて見る)
  3. 転入・編入のしやすさ(前籍校の単位・在籍期間をどう引き継げるか、出願のタイミング)
  4. サポート体制(担任・コーチなどの面談の頻度、学習面だけでなく生活面・メンタル面の相談先があるか)
  5. 卒業後の進路(大学進学・専門学校・就職への支援。実績は「どの条件での数字か」まで確認する)
  6. 自宅からの距離とスクーリング会場(通えるキャンパスがあるか、宿泊を伴う集中スクーリングがあるか)

とくに保護者の方にお伝えしたいのは、進学実績や卒業率などの数字は学校ごとに集計の条件が違い、そのまま並べて比べられないという点です。数字を見るときは「分母は誰か」「何年度の実績か」を説明会で聞いてみてください。

通信制高校に在籍しながら大学受験を目指す場合は、学校のサポートに加えて、オンライン塾や家庭教師を併用する方法もあります。大学受験向けのオンライン塾・家庭教師を比べたい方は、次の記事も参考にしてください。

通信制高校・サポート校8つの特徴を一つずつ確認

ここからは、比較表で取り上げた8つを順に見ていきます。各校の公式サイトで確認できた情報を中心に整理しており、学費の数字は特記がない限り公式サイトの学費ページ・入学案内に載っている例です。「どの学校がよいか」は、お子さま本人の通いやすさ・生活リズム・やりたいことで変わります。

1. N高等学校・S高等学校(学校法人角川ドワンゴ学園)

N高等学校・S高等学校の公式サイトのスクリーンショット

インターネットを使った学びを中心に進めたい人や、通学の頻度を自分で選びたい人には、N高等学校・S高等学校が検討候補に入ります。公式サイトでは、全校生徒数が36,371名(2026年3月末時点)と案内されています。N高等学校・S高等学校・R高等学校は、選ぶコースにかかわらず全生徒共通の「単位制・通信制課程の学費」が必要で、その上にネットコース、または通学系(週5・週3・週1+)のコースを選ぶ形になっています。

項目内容
運営学校法人角川ドワンゴ学園(広域通信制)
授業料1単位あたり12,000円(普通科)。普通科ベーシックは1単位あたり7,200円
ネットコースの費用例普通科・25単位履修で、就学支援金の支給見込額を先に差し引いた場合の初年度納入額は73,000円(入学金10,000円・施設設備費50,000円・教育関連諸費13,000円)。3年間の実質負担額の公式モデルは199,000円(先引きなしの場合は普通科1,099,000円、普通科ベーシック739,000円)
通学系コースの初年度合計週5コース:リアルキャンパス1,028,000円/オンラインキャンパス700,000円、週3コース:803,000円/556,000円、週1+コース:368,000円/280,000円(2027年度入学ガイド記載、税込)
選抜方法ネットコースは書類選考のみ。そのほかのコースは選抜方法が異なる。入学検定料5,000円(ネットコース以外は別途受験料)
転入・編入転入学は随時受付(1・2年次は1月まで、3年次は12月まで)。入学月の1カ月前を目安に出願。前籍校での修得単位・在籍期間を加味して履修科目を案内

費用面で気をつけたいのは、週5・週3・週1+コースの学費は就学支援金の対象外であること、学習ツールとしてMacBook Air(約16万円)の購入が別途必要とされていることです。また、転入学・編入学の場合は「支給見込額の先引き」を利用できないと入学案内に書かれています。ネットコースだけで始め、あとから通学を組み合わせたいのか、最初から通学型を軸にしたいのかを、お子さまと話してから費用を見積もると分かりやすくなります。

2. クラーク記念国際高等学校(学校法人創志学園)

クラーク記念国際高等学校の公式サイトのスクリーンショット

毎日通う、ほどよく通う、自宅中心で学ぶ、という3つの通学スタイルから選びたい人には、クラーク記念国際高等学校の設計が分かりやすい構成です。1992年に通信制高校として開校し、全国各地のキャンパスと連携校で教育を展開しています。毎日通学する「全日型」、オンラインと通学で学ぶ「スマートスタディ」、月1〜2回程度の通学と自宅学習で卒業資格を目指す「単位修得」から選べます。

項目内容
運営学校法人創志学園(広域通信制)
2027年度新入生の年間学費モデルスマートスタディⅠコース:年額162,800円(本校授業料等102,800円+コース授業料等60,000円)、同Ⅱコース:年額378,300円。就学支援金337,200円を本校授業料に充当した後のモデル
単位修得コース25単位履修の場合、年額30,000円(本校授業料等)。就学支援金は1単位あたり12,000円を充当した後のモデル
週5日通学コース拠点ごとに異なるため、各拠点の募集要項で確認
別途かかる費用教科書代(10,000円程度)。モデル費用には模試・検定料・ICT教材費・健康診断費・PC購入費は含まれない
転入・編入転入学・編入学の専用案内あり。前籍校の在籍期間や修得単位を引き継ぎ、合計3年間での卒業を目指せる。学費は入学時期等で異なるため各キャンパスに確認

公式サイトの学費ページには、全国のキャンパスごとの募集要項へのリンクが並んでいます。学費モデルは新入生向けで、「転入学・編入学は年間学費が異なります」と明記されているため、転校を考える場合は希望するキャンパスへの確認が必須です。

3. 鹿島学園高等学校(学校法人鹿島学園)

鹿島学園高等学校の公式サイトのスクリーンショット

入学時の費用をできるだけ抑えたいご家庭には、鹿島学園高等学校の学費の仕組みが分かりやすい例です。公式サイトの学費ページでは、入学金0円で、必要な単位数に応じた授業料のみを支払う単位制であることが示されています。茨城県鹿嶋市に本校を置き、鹿島朝日高等学校・鹿島山北高等学校と姉妹校提携を結ぶ鹿島教育グループの一校です。

項目内容
運営学校法人鹿島学園(通信制課程、茨城県鹿嶋市)
費用の内訳入学金0円/施設費24,000円(年間)/システム管理費・通信費49,000円(年間)/日本スポーツ振興センター災害共済掛金252円(年間)/授業料1単位あたり12,000円
年次別の費用例1年次の入学時請求額73,252円、25単位履修の授業料300,000円は就学支援金支給見込額で相殺し請求0円(2・3年次も同様)。3年間の合計負担額は219,756円(高校1年生4月入学の新入生を想定)
別途かかる費用教科書代・副教材費。通学コース、オプションコース、学習センターの費用、特別活動、校外学習、修学旅行などを申し込む場合は別途費用
転入・編入年度途中で転入・編入した場合は請求額が異なる

学費シミュレーションは、就学支援金を受給できる前提です。公式サイトにも「前籍校での単位履修状況や高校在籍月数などの条件により就学支援金が支給されない場合は別途請求」と書かれているため、転入・編入を考える場合は、受給できる見込みを事前に確認してもらうのが安心です。教育ローンや分割払いに対応していることも公式に案内されています。

4. ヒューマンキャンパス高等学校(学校法人佐藤学園)

ヒューマンキャンパス高等学校の公式サイトのスクリーンショット

ゲーム・アニメ・美容・ペットなど、好きな分野の学びと高校卒業を両立したい人には、ヒューマンキャンパス高等学校が候補になります。ヒューマンキャンパス高等学校とヒューマンキャンパスのぞみ高等学校は、広域通信制課程・普通科(単位制)で、学費表も共通です。通い方は、一般通信コース・通学コース・オンライン通学コース・専門チャレンジコース・専門コースの5つが用意されています。

項目内容
運営学校法人佐藤学園(広域通信制課程・普通科・単位制)
授業料1単位12,000円(年間24単位なら288,000円)。就学支援金の対象の場合、授業料は全額が支援の対象
初年度の学費(24単位の例・入学金30,000円含む)一般通信コース410,000円→122,000円/通学コース530,000円→242,000円/オンライン通学コース700,000円→412,000円/専門コース850,000円→562,000円(矢印の右は就学支援金適用後)。入学検定料15,000円が別途必要
2年目以降(1年間)一般通信コース380,000円→92,000円/通学コース500,000円→212,000円/オンライン通学コース670,000円→382,000円/専門コース820,000円→532,000円
別途かかる費用コース別の副教材費、スクーリング費用、タブレット端末等は各学習センターに確認。10月〜3月入学生は施設費・教育充実費が半額
転入・編入出願資格として転入学(高校在籍者)・編入学(高校中途退学者)を受付。2026年度の出願締切は12月12日(土)。初年度は就学支援金を差し引く前の金額で請求される場合がある

公式サイトは2026年度から就学支援金制度が拡充されたこと、所得制限が撤廃されたことを学費ページの冒頭で説明しています。就学支援金を受けるには、入学後にオンライン(e-Shien)での申請手続きが必要で、手続きがない場合は支給の対象外となり授業料が発生すると明記されているため、入学後の手続きを忘れないようにしましょう。

5. 代々木高等学校(学校法人代々木学園)

代々木高等学校の公式サイトのスクリーンショット

自分のペースで高校卒業を目指しつつ、自然の中でのスクーリングや部活動にも関わりたい人には、代々木高等学校の案内が参考になります。三重県志摩市に本校を置く広域通信制高校で、全国47都道府県から入学できると案内されています。公式サイトによると、学力試験は基本的になく(一部コースで面談あり)、単位制のため留年がないことも明記されています。

項目内容
運営学校法人代々木学園(広域通信制、三重県志摩市)
スクーリング月1〜2回の登校日が基本。東京・名古屋・大阪・京都(舞鶴)・岐阜・沖縄(那覇)など、複数の会場から選べる
入学・選抜新入学・転入学・編入学とも、基本的に学力試験はなし。一部のコースで面談を実施
転入・編入転校(転入学・編入学)はいつでも可能。これまでの修得単位や在籍期間を活かせる。単位制のため留年なし
学費公式サイトに一律の金額は載せておらず、募集要項・資料請求で確認。非課税世帯・生活保護世帯向けの独自の「学費支援制度」(2027年入学生は申請期限2027年4月15日)の案内あり
特徴ゴルフ部・テニス部などのクラブ活動(アスリート系)、進学・就労支援プログラム、キャリア教育

学校の公式サイトでは、転校を思い立ったら「まずは電話かメールなどで相談」を勧めており、今の状況を聞いたうえで進め方を一緒に考える姿勢が示されています。学費は資料請求や教育相談会で確認する形のため、見学に行く前にいくつかの費用項目を質問リストにしておくとスムーズです。

6. 第一学院高等学校

第一学院高等学校の公式サイトのスクリーンショット

通学に自信がない状態から、少しずつ学校に慣れていきたい人には、第一学院高等学校の「週1日の登校から始めて、慣れてきたら登校日数を増やせる」という案内が参考になります。茨城県高萩市と兵庫県養父市に本校があり、全国に67キャンパスを展開していると公式サイトに記載されています。

項目内容
本校茨城県高萩市・兵庫県養父市(通信制・単位制)
コースの例スタンダード・ベーシックコース、プレミアムコース(大学進学・グローバル・AIスキル・アート表現などの専攻)、芸能・スポーツ(サッカー・ゴルフ)・eスポーツ・美容・ペットなどの専門コース、本校通学コース、ネット通信学習のコース
前籍校の単位前籍校で修得した単位・在籍期間は原則認められる(各種検定も単位が認められる場合がある)
卒業卒業要件を満たせば、全日制の高校と同じく3年間での卒業も可能
学費公式サイトでは一律の金額を掲載せず、コース別に資料請求・相談で案内
学力面中学校の内容から学習を始められる。コースによっては科目ごとに授業を選べる

公式サイトのFAQでは「中学校を休みがちでしたが、きちんと登校できるか心配」という質問に「週1日の登校から始め、体調に合わせて登校日数を増やせる」と回答しています。また、在校生が新入生をサポートする「ピアサポーター」の仕組みがあることも紹介されています。学費の公表金額がないため、必ず資料請求や個別相談でコース別の総額を確かめましょう。

7. おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校・おおぞら高等学院)

おおぞら高校(屋久島おおぞら高等学校)の公式サイトのスクリーンショット

自然や体験を通して「なりたい大人」を考えたい人には、おおぞら高校の学び方が合う場合があります。おおぞら高校は、通信制の「屋久島おおぞら高等学校」(鹿児島県屋久島町、広域通信制・単位制)と、通学できるサポートキャンパス「おおぞら高等学院」を合わせた総称で、運営は学校法人KTC学園です。なお、以前の名称「KTCおおぞら高等学院」は、2022年4月に「おおぞら高等学院」へ名称変更されています。

項目内容
運営学校法人KTC学園(屋久島おおぞら高等学校・広域通信制・単位制)
授業料1単位あたり15,000円×履修単位数(前籍校での修得単位数によって履修する単位数が変わる)
学び方屋久島でのスクーリング、全国のおおぞら高等学院のキャンパス、コース(子ども・福祉、プログラミング、住環境デザイン、マンガイラスト、進学、基礎、個別指導など)
選考方法書類選考・個別面接・作文・プレイスメントチェック
出願時期4月入学は一期・二期・一般に分かれる(一般は2026年11月1日から)。10月入学は2026年9月1日〜9月30日。転入・編入は随時
支払い方法オリコと連携した教育ローン「学費サポートプラン」で月ごとの分割に対応

授業料の単価は、他校の多くが示す1単位12,000円より高い15,000円です。ただし、費用の総額は履修単位数・サポートキャンパスの費用・コースで変わるため、授業料の単価だけでなく、希望するキャンパスで必要となる総額を学校に確認してください。転入・編入は随時出願でき、前籍校の修得単位に応じて履修計画が立てられると募集要項に記載されています。

8. トライ式高等学院(通信制高校サポート校)

トライ式高等学院の公式サイトのスクリーンショット

不登校の経験があり、大学進学も視野に入れたい人や、集団授業が不安な人には、完全1対1の指導を軸にするトライ式高等学院が検討候補になります。トライ式高等学院は通信制高校のサポート校で、提携する通信制高校に在籍し、高校卒業と大学受験に向けた学習を学院で支えてもらう仕組みです。

項目内容
種類通信制高校のサポート校(提携する通信制高校で高校卒業資格を得る)
学び方完全1対1の個別指導。生徒一人ひとりに合わせたカリキュラムを作成
学費提携する通信制高校の学費+サポート校の学費。公式FAQでは「私立の全日制高校と同程度」と案内。大学受験対策が含まれるため塾代は不要との説明
就学支援金連携する通信制高校において利用可能(2026年度から制度拡充、最大33.7万円/年の支援と案内)
入学案内高校生(転入・編入)、中学3年生(新入学)、中学1〜3年生(フリースクール)、高卒認定試験の方に分かれて案内
問い合わせ学費は公式サイトの問い合わせフォーム・個別相談会で確認

公式FAQでは「学力に不安があり、中学校の内容が身についていなくても、生徒に合わせたカリキュラムを作成し完全1対1で授業を行う」と案内されています。一方で、サポート校の費用は高校の学費とは別にかかり、金額は個別相談で示される形のため、予算を決めてから相談に行き、含まれる指導内容と費用の内訳を必ず書面で確認しましょう。

状況別:学校を選ぶときに確認したいこと

ここまで8つを見てきましたが、「結局うちの子にはどれが合うのか」は状況で変わります。中学卒業後の進学、転校、不登校の経験、働きながらの学び直しという4つの場面ごとに、確認したいことを整理します。特定の学校をすすめるものではなく、見学や資料請求の際の視点として使ってください。

中学卒業後に進学する場合

中学を卒業して新しく入学する「新入学」は、秋から翌春入学の出願が始まる学校が多くなっています。たとえばN高等学校・S高等学校は2027年度4月入学の出願受付を2026年9月17日から始めており、ヒューマンキャンパス高等学校も同年度4月生の出願受付が9月1日にスタートしています。おおぞら高校は4月入学を一期・二期・一般の出願期間に分けています。

中学3年生の方は、受験勉強と並行して学校選びを進めることになるため、早めに資料請求や説明会で通学の頻度・費用・コースを確かめておくと、冬の出願時期に慌てずに済みます。中学校の学習内容に不安がある場合の学び直しには、中学生向けのオンライン塾や家庭教師を比較した次の記事も参考になります。

今の高校から転校する場合

全日制高校に在籍していて、通学がつらい、授業についていけない、生活リズムが整わないといった理由で転校を考える場合は、在籍期間と修得単位を引き継げる点が通信制高校の大きな利点です。クラーク記念国際高等学校は「今の学校の在籍期間や修得単位を引き継いで、合計3年間で高校卒業を目指せる」と案内しています。第一学院高等学校も、前籍校で修得した単位・在籍期間は原則認められるとしています。

一方で、転入・編入の学費は新入生と同じ表では見られないことがほとんどです。クラーク記念国際高等学校は「転入学・編入学は年間学費が異なる」、鹿島学園高等学校は「年度途中の転入・編入は請求額が異なる」と案内しており、学費の数字は必ず自分の入学時期の見積もりをもらって確認しましょう。

不登校の経験がある場合

学校に行けない日が続いたとき、まず大切なのは、本人の気持ちと体調を確認することです。通信制高校には、自宅中心で学べる形、週1日から通える形、完全1対1の個別指導、オンライン中心の形など、通う負担を段階的に調整できるものがあります。

  • 自宅中心から始める:クラーク記念国際高等学校の単位修得コース(月1〜2回程度の通学)や、N高等学校・S高等学校のネットコース
  • 少しずつ登校に慣れる:第一学院高等学校のように、週1日の登校から日数を増やせる案内をしている学校
  • 個別指導で学習の遅れを取り戻す:トライ式高等学院のような、完全1対1を軸にしたサポート校
  • 相談しやすさを重視する:代々木高等学校のように、転校を考え始めた時点での電話・メール相談を案内している学校

どの形が合うかは、本人の状態や希望で変わります。説明会や個別相談で本人の気持ちを聞いてもらい、体験授業や見学で雰囲気を確かめてから決めても遅くありません。

働きながら・自分の時間を確保して学ぶ場合

仕事、アルバイト、芸能・スポーツ、趣味や専門分野の学びと高校の勉強を両立したい場合は、スクーリングの回数とレポートの量を確認します。年に数日の集中型から、月1〜2回の登校型まで幅があるため、勤務日や活動日程と重なりにくいかを見学で聞いてみてください。ヒューマンキャンパス高等学校のように、専門分野の学びと高校卒業を組み合わせたコースを持つ学校もあります。

高校卒業後に学び直しや大学進学の別ルートを考えたい社会人の方には、通信制大学という選択肢もあります。通信制大学の学費や卒業要件を比較した記事は、次のとおりです。

転入・編入の進め方と準備する書類

「転入」と「編入」は似た言葉ですが、意味が違います。N高等学校の入学案内では、転入学は「高等学校在籍者(休学中を含む)」、編入学は「高等学校中途退学者」と区分されています。どちらも、前籍校の在籍期間や修得単位を活かして卒業を目指せる仕組みですが、休学期間は在籍期間に含まれない場合があるなど、細かな扱いは学校ごとに異なります。

  1. 情報収集と相談(資料請求・説明会・個別相談。今の学校の担任や養護教諭・スクールカウンセラーにも気持ちを相談しておく)
  2. 出願時期の確認(学校によって転入・編入の受付期間が違う。N高等学校は1・2年次は1月まで、ヒューマンキャンパス高等学校は2026年度分が12月12日まで)
  3. 前の学校への書類依頼(成績・単位修得証明書、在籍証明書、教育課程表など。N高等学校の例では転学の照会も必要)
  4. 出願・選考(書類選考・面接・作文など学校で異なる。出願書類は郵送かWeb出願)
  5. 入学手続きと就学支援金の申請(学費の納入、入学後の就学支援金の手続き。転入・編入は初年度の請求が支援金を差し引く前の金額になる場合がある)

前籍校が書類を作成するのにはしばらく時間がかかることがあるため、「出願したい時期の1か月以上前に動き始める」くらいの余裕を持つと安心です。N高等学校の入学案内でも、入学月の1カ月前を目安に出願するよう案内されています。

不登校・転校で迷ったときの相談先

転校を考えたとき、すぐに決められなくても問題ありません。学校選びと並行して、次のような相談先を使うと、気持ちの整理や情報収集がしやすくなります。

  • 今の学校の先生・スクールカウンセラー:担任・養護教諭・スクールカウンセラーに現状を話すと、出席日数や単位の状況を整理してもらえます。
  • お住まいの市区町村の教育支援センター(教育委員会):学校以外の学びの場や、相談窓口を案内してもらえます。
  • 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310):文部科学省が運営する全国共通の相談窓口で、いじめや不登校などの悩みを24時間受け付けています。
  • 通信制高校・サポート校の個別相談・説明会:本人が来られない場合は、保護者のみの相談やオンライン相談を受け付けている学校もあります。

通信制高校を調べるときに、書籍で全体像をつかんだり、お子さまとの向き合い方を考えたりしたい方は、次のバナーから楽天ブックスで探してみてください。

楽天ブックス

学習面のサポートを別に探したい場合:キズキ共育塾

キズキ共育塾の公式サイトのスクリーンショット

通信制高校は、自分で学習を進める時間が長いため、「学習の進め方に不安がある」「遅れを取り戻したい」という悩みが出てくることがあります。その場合の選択肢の一つが、不登校・中退・通信制高校生の学び直しを支援する個別指導塾です。キズキ共育塾は、公式サイトで「不登校、発達障害・グレーゾーン、通信制高校生、社会人のメンタルと学び直しをサポートする完全1対1個別指導」の塾と紹介されており、首都圏・東海・関西・福岡の校舎のほか、全国からオンラインで受けられると案内されています。

通信制高校の学校選びとは別に、学習面のサポートを補う手段として、無料の面談で相談内容や料金を確かめてみてください。学校のサポート内容と重なる部分がないかも、あわせて確認すると費用の無駄を避けられます。

資料請求・見学で確認しておきたいチェックリスト

学校のパンフレットには、良い面が中心に書かれています。見学や説明会で、次の点を質問すると、入学後のミスマッチを減らせます。

  • 学費の総額(入学金・授業料・施設費・教材費・コース費・PCなどの端末代・修学旅行などの行事費)はいくらか。就学支援金の対象になる部分とならない部分はどれか。
  • 自分の入学時期(転入・編入の場合は年度途中)での初年度の請求額はいくらか。
  • スクーリングの会場・回数・宿泊の有無。自宅から通える範囲か。
  • レポートの量と提出方法、締め切りの扱い。分からないときに質問できる先生や仕組みはあるか。
  • 担任・コーチなどの面談の頻度。不登校や生活面の相談にどう対応してくれるか。
  • 転入・編入の場合、前籍校の単位がどこまで認められる見込みか。卒業までの最短の見通しは。
  • 卒業後の進路サポート(大学進学・専門学校・就職)の内容と、実績の数字の集計条件。
  • 途中でコースを変えたり、学校を替えたりする場合の費用や手続き。

とくに数字の説明を受けるときは、「どの条件の生徒の数字か」を聞きましょう。進学率や卒業率は、分母の取り方で意味が変わります。記録として手元に残したいので、費用の内訳は書面やメールでもらうようお願いするのがおすすめです。

よくある質問

Q. 通信制高校を卒業すると、全日制高校と同じ卒業資格になりますか?

A. 通信制高校も学校教育法に基づく高等学校であり、74単位以上の修得・3年以上の在籍・特別活動への参加などの要件を満たして卒業すると、全日制と同じ高校卒業資格を得られます。詳細は各校の案内でご確認ください。

Q. 全日制から転校するとき、これまでの単位は引き継げますか?

A. 多くの通信制高校が、前籍校の在籍期間と修得単位を引き継げる仕組みを案内しています。クラーク記念国際高等学校や第一学院高等学校、代々木高等学校の公式サイトにも、これまでの修得単位や在籍期間を活かせると記載されています。ただし、休学期間の扱いや科目の認定は学校ごとに違うため、成績証明書を持って個別に相談するのが確実です。

Q. 通信制高校の学費は年間でどのくらいかかりますか?

A. 学校とコースで大きく異なります。公式サイトで確認できた範囲では、鹿島学園高等学校の新入生モデルは年73,252円、クラーク記念国際高等学校の単位修得コースは年30,000円、N高等学校のネットコースは初年度73,000円(いずれも就学支援金の適用を前提とした例)で、通学型・専門コース・サポート校を併用する場合はそれより高くなります。就学支援金の対象外となる費用がある点にも注意してください。

Q. 不登校でも通信制高校に入れますか?

A. 多くの通信制高校が、不登校の経験がある生徒を受け入れています。代々木高等学校は学力試験が基本的になく、ヒューマンキャンパス高等学校や第一学院高等学校なども転入・編入の相談を受け付けています。選考方法は学校ごとに違い、書類選考や面接が行われる学校もあるため、出願前に個別相談で確認しましょう。

Q. 働きながら、アルバイトをしながら通えますか?

A. スクーリングの回数が少なく、レポートを自分のペースで進められる通信制高校は、仕事やアルバイトと両立しやすい学び方です。ただし、登校日の曜日や回数、宿泊を伴うスクーリングの有無は学校で異なります。勤務日と重ならないかを見学で確かめてください。

Q. 通信制高校からでも大学に進学できますか?

A. 高校卒業資格があれば、大学の受験資格を得られます。進学実績の内容や受験対策のサポートは学校ごとに異なり、トライ式高等学院のように大学受験対策を一体で提供するサポート校もあります。志望校が決まっている場合は、そのためのコースやサポートがあるかを事前に確認すると安心です。

Q. 就学支援金は誰でも受け取れますか?

A. 2026年度(令和8年度)から所得制限は撤廃されましたが、在学期間が通算48か月以内であること、履修単位が上限(74単位)を超えていないこと、すでに高校を卒業していないことなどの条件があります。海外在住の場合は対象外になることがあるほか、入学後に申請手続きが必要です。詳細は学校と都道府県の案内で確認してください。

Q. 公立と私立の通信制高校は、どちらを選ぶべきですか?

A. どちらが良いかは、居住地・費用・サポートの必要度で変わります。公立は費用を抑えやすい一方で、出願できる地域や時期が限られます。私立は全国から入学でき、通学コースや専門コース、個別サポートなど選べる範囲が広い反面、費用は学校により幅があります。まずは、お住まいの地域の公立通信制と、気になる私立を並べて比較してみてください。

【豆知識】通信制高校の生徒数・施設数の動き

  • 文部科学省の令和8年度「学校基本調査」(速報、2026年8月26日公表)では、通信制高校の生徒数は311,792人(前年305,221人)で、11年連続の増加・過去最多と報じられています。
  • 高等学校全体(約314万9,030人)に占める通信制高校の割合は9.9%で、約10人に1人が通信制高校に在籍している計算です。
  • そのうち私立の通信制課程は250,220人(前年243,212人)、通信教育連携協力施設(いわゆるサテライト施設)は4,584(前年3,749)と、学べる場所の選択肢も広がっています。

これらは調査機関の速報値に基づく数字です。確定値で変わることがあり、今後の動向を保証するものではありません。最新情報は文部科学省や各校の公式サイトでご確認ください。

出典:文部科学省「学校基本調査」令和8年度速報(2026年8月26日公表)。数字は大学ジャーナルオンライン(2026年)の報道に基づく。

まとめ

通信制高校は、「どの学校が一番よいか」ではなく、「お子さま本人が無理なく続けられる通い方・費用・サポートがそろっているか」で選ぶのが基本です。全日制と同じ高校卒業資格を得られる点は共通ですが、通う頻度、費用、転入・編入の扱いは学校で大きく変わります。

理由は、同じ通信制高校でも、年30,000円から数十万円までの費用差があり、サポートの手厚さや専門コースの有無も違うためです。この記事で比べた8校のように、自宅中心で学べる学校、週1日から通える学校、専門分野を学べる学校、完全1対1で支えるサポート校など、特徴はそれぞれ異なります。2026年度からは就学支援金の所得制限がなくなり、学費の負担を抑えやすくなっていますが、入学金や通学コースの費用は対象外のため、総額の確認は欠かせません。

次の一歩としては、気になる学校を2〜3校に絞り、公式サイトで最新の学費と募集要項を確認し、資料請求や個別相談で本人と一緒に話を聞いてみてください。転入・編入の場合は、前の学校の成績証明書などを用意したうえで、入学時期ごとの見積もりをもらうと、納得して選びやすくなります。

通信制高校おすすめ8選のアイキャッチ

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

教育事業の運営に長く携わってきた経験から、学びや資格の「選び方」を比較記事でお伝えしています。各分野の専門家として指導する立場ではなく、公式サイトなどの一次情報を確認し、料金・サポート・実績を読者の目線で整理することを大切にしています。記事にはアフィリエイト広告を含みますが、掲載の可否や順位づけは、読者にとっての分かりやすさを優先して判断しています。料金や日程は変更されることがあるため、お申込み前に必ず公式サイトでご確認ください。

目次